東広島市立美術館では昭和57年(1982年)から現在に至るまで、33回にわたり現代絵本作家原画展を開催してきました。その間に時代は昭和から平成へ変わり、絵本たちも新しい世代へと受け継がれています。令和時代を迎える本年は、当館の閉館ならびに新美術館の完成を控えており、ひとつの区切りとして、長く来館者に愛されてきたこの展覧会の変遷をたどるのにふさわしい機会であるといえます。
本展では「ポスターでたどる現代絵本作家原画展のあゆみ」と題し、絵本原画展の歴史を当時のポスターやチラシ、歴代展示作品の絵本でふりかえります。