タイトル等
水田コレクション
浮世絵版画の技巧
会場
城西国際大学水田美術館
会期
2019-07-09~2019-07-27
休催日
日曜日、月曜日
開催時間
10:00~16:00
観覧料
一般300円、高校生以下無料
概要
浮世絵版画は17世紀後半、菱川師宣が版行した墨摺の一枚絵から始まり、やがて墨摺の主版に手彩色した丹絵や漆絵、紅絵、主版に紅と草色を摺り重ねた紅摺絵へと発展します。明和2年(1765)に、鈴木春信らによって木版多色摺の「錦絵」が開発されると、版元と絵師、職人たちの協力のもと、高度な技巧を駆使した多様な表現が生まれました。
たとえば、髪の毛一本一本を精緻に彫りだす技、文様を光の加減で見せる「正面摺」、写楽の大首絵などにみられる「雲母(きら)摺」など、競って新しい木版表現があみ出されます。そして、北斎や広重によって風景版画が全盛期を迎える頃には、天候や時の移ろいを表す高度なぼかしや微妙な色の重ね摺りが自在になり、我が国の木版技術は世界に類を見ない高みに達しました。
このたびの展覧会は、浮世絵版画の彫り、摺りの洗練された技巧と、表現の工夫に注目します。あわせて復刻版により浮世絵版画の摺りの工程を紹介します。
イベント情報
◆ワークショップ「彫師の実演+摺り体験」
彫師の彫りを見学した後、木版画の摺り(1色のみ)を体験します。摺った版画はお持ち帰りいただけます。
7月17日[水]
①11:30~12:30 ②14:00~15:00
講師:アダチ伝統木版画技術保存財団
会場:図書館1階オリエンテーションルーム
定員:各回30名(申込先着順) 参加無料
電話0475-53-2562にてお申し込み下さい。

◆学芸員によるギャラリートーク(展示解説)
7月13日[土] 13:30~ 予約不要
会場住所
〒283-8555
千葉県東金市求名1番地・図書館棟1階
交通案内
●JR外房線 大網駅 または JR総武本線 成東駅乗り換えで JR東金線 求名(ぐみょう)駅下車、徒歩5分

●車では、京葉道路・館山自動車道の千葉東ジャンクションより 千葉東金道路に入り、東金インター下車、国道126号線を成東方面へ約20分、信号「城西国際大前」右折

●次の各駅よりシャトルバス運行
JR 東京駅 (八重洲中央口ヤンマービル前バス停)
(時刻) 9:00

JR 蘇我駅 (東口バスロータリー内バス停)
(時刻) 10:10 10:20 12:10 14:05

JR 大網駅 (改札口前バス停)
(時刻) 10:15 10:50 11:55 12:40 13:15 14:20

JR 成東駅 (改札口前)
(時刻) 11:35 14:45

JR 東金駅 (東口ロータリー)
(時刻) 10:30 12:10 13:30

京成成田駅 (東口バスロータリー森田ビル向い側)
(時刻) 10:45 13:55
ホームページ
https://www.jiu.ac.jp/museum/
会場問合せ先
0475-53-2562
千葉県東金市求名1番地・図書館棟1階
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