タイトル等
特別展
ミイラと神々-エジプトの来世、メソポタミアの現世-
岡山市立オリエント美術館開館40周年
OHK岡山放送開局50周年
会場
岡山市立オリエント美術館
会期
2019-07-13~2019-09-16
休催日
毎週月曜日(7月15日(月・祝)、8月12日(月・休)、9月16日(月・祝)は開館)
開催時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 1,100円(前売900円)
満65歳以上・大学生・高校生 800円(前売600円)
小・中学生 500円
※ 20 名以上の団体は各 100 円引
※障害者手帳をお持ちの方とその付添の方 1 名は無料
※その他各種割引は当館へお問い合わせください。
※前売券は当館受付、当館周辺ギャラリー、岡山市内主要プレイガイド、コンビニ店頭でお求めください。*
セブンチケット(http://7ticket.jp)
ローソンチケット(L コード 62032)
チケットぴあ(P コード 769-794)
*コンビニでは7月13日(土)からは当日料金での販売になります。
主催者
岡山市立オリエント美術館、OHK岡山放送
協賛・協力等
協賛▶宗家 源吉兆庵
後援▶岡山県、岡山県教育委員会、岡山市、岡山市連合町内会、岡山市連合婦人会、岡山市PTA協議会、公益社団法人岡山県文化連盟、岡山オリエント協会、岡山市立オリエント美術館友の会、山陽新聞社、朝日新聞岡山総局、読売新聞岡山支局、毎日新聞岡山支局、産経新聞社、中国新聞備後本社、岡山リビング新聞社、高松リビング新聞社、FM岡山、oniビジョン
概要
進学や就職など、新たな社会に踏み入れる時、理想と現実の落差に直面した時など、ヒトは漠然とした不安に襲われたり、心の落ち着きを失ったりします。
科学が発達する以前、人々は「見えない世界」を想像することで、自身を取り巻く外界を把握し、不確実な現実を理解しようとしてきました。豊かな恵みの反面、干ばつや洪水といった試練を課す自然への感謝と怖れは、絶対的存在である神々を創造し、「見えない世界」の主人公として様々な物語が生み出されました。エジプトやメソポタミアに華開いた最古の都市文明に生きた人々にとって、神々の物語は自己の未来に対する漠然とした不安に指針を与え、心の平安を維持してきたのです。
古代エジプト人が最も想像を膨らませたのは、死と死後の世界でした。死は万人が避けることはできない一方、死後の世界から生きて戻った人はいません。彼らは望ましい来世の景色を想像し、到達の方法について思案し、その手段の一つとしてミイラ作りを行いました。
2つの大河に挟まれたメソポタミアの人々を悩ませたのは、洪水や嵐など自然の脅威でした。天候を擬人化した神々の多くは巨大で人知を超えた力を備え、死すべきかよわい存在である人間は、神のご加護が必要と考えたのです。
19世紀以降、エジプトや西アジアの古代文明の発見と文字解読により、彼らの精神世界の一端が明らかになりました。また21世紀に入ると、先端科学の目によって、人間には「見えない世界」が次々と明らかになってきました。
本展では、「見えない世界を見る」をキーワードに、古代メソポタミア・イランの現世の生活、古代エジプトの人々が望んだ理想の来世を紹介します。見えないものにイメージを与え視覚化することで、見えない世界を手懐け、あわよくば支配してしまおうとする、古代オリエント世界の人々の心の動きに共感いただけることでしょう。

※展示予定であった「少女のミイラ頭部」は、諸事情により、展示を取りやめました。
イベント情報
特別講演会
演題◎メソポタミアの楔形文字資料に記された占い
日時◎8月3日(土) 午後1時30分から
講師◎月本昭男(古代オリエント博物館館長)

見えない来世を彩る神々-古代エジプトの場合-
古代エジプト人は、見えない死後の世界、来世への不安を和らげるために、たくさんの来世の風景や神々、来世へ到達するための方法を描き、記してきました。古代エジプト人が思い描いた来世の景色をご案内します。
日 時 2019年8月10日(土)13:30-16:00 *終了時間は前後する場合がございます。
会 場 岡山市立オリエント美術館地下講堂
講 師 田澤恵子さん(古代オリエント博物館研究員)
聴講料 一般500円(友の会会員は300円)学生100円(友の会学生会員は無料)
*学生の方の特別講演会聴講料を改定いたしました。たくさんのご参加、お待ちして居ります。
展覧会の鑑賞もお得な友の会会員へのご入会もオススメです。
定 員 50名 要申込
*日程、内容が変更になる場合もございます。最新情報は、当館ウェブサイトやブログ、FBページなどでご確認ください。

古代エジプトの棺:その歴史的変遷
古代エジプトの工芸資料は、文字資料と精緻な型式学的研究により、時期ごとの特徴、変遷がかなり精確に突き止められています。この講座では、そうした研究の成果をもとに、特別展「ミイラと神々」で展示されている熱海市立澤田政廣記念美術館所蔵の人型木棺がどのように年代付けられたのか、解説します。
日 時 2019年9月7日(土) 13:30-16:00 ※終了時間は前後する場合がございます。
会 場 岡山市立オリエント美術館地下講堂
講 師 藤井信之さん(関西大学東西学術研究所非常勤研究員)
聴講料 一般500円(友の会会員は300円)学生100円(友の会学生会員は無料)
*学生の方の特別講演会聴講料を改定いたしました。たくさんのご参加、お待ちして居ります。
展覧会の鑑賞もお得な友の会会員へのご入会もオススメです。
定 員 50名 要申込
*日程、内容が変更になる場合もございます。最新情報は、当館ウェブサイトやブログ、FBページなどでご確認ください。

オリエン太のアトリエ
オリエントの歴史や文化に関連した、体験型ワークショップコーナー!
時間内であれば、いつでも参加できます。
参加費は展示室への入館料のみです。
小さなお子様でも楽しんでいただけるプログラムです。ぜひご家族でご参加下さい。

プログラム
円筒印章を作ろう!
ヒエログリフスタンプで遊ぼう! など

日 時 2019年8月17日(土)、31日(土) 13:30~15:30
会 場 岡山市立オリエント美術館展示室内
参加費 無料(入館料のみ)
対 象 全年齢 申し込み不要
※日程、内容が変更になる場合もございます。最新情報は、当館ウェブサイトやブログ、FBページなどでご確認ください。

ギャラリートーク
当館学芸員が開催中の展覧会を皆様とともに鑑賞しながら解説します。
開催予定日
8月10日(土)11:00~
8月24日(土)14:00~
※1時間程度

ジュニア・オリエント教室
ぼくのわたしの守り神を作ろう!
エジプトやメンポタミアの神々を参考に、陶芸粘土をこねて作品を制作。後日、焼成します。
日 時◎7月29日(月)午前10時から、午後1時30分から、の2回
定 員◎各回20名
講 師◎小野山嘉木(陶芸家)
対 象◎小・中学生(小学校低学年児童は保護者同伴のこと)
参加費◎500円(別途入館料)
申 込◎7月15日(月・祝)締切。
(先着順)

付帯事業
古代エジプトの青の神秘。ファイアンス製品を作ってみよう!
古代エジプト人が好んで用いた工芸素材ファイアンスの再現制作プログラムです。
日 時◎7月13日(土)午後1時30分から
講 師◎山花京子(東海大学准教授)
参加費◎800円(林料費込)
定員20名、先着受付順。

特別講演会+ミイラ作り体験
講 演:古代エジプトのミイラ作り
日 時◎7月27日(土)午後1時30分~午後3時
講 師◎和田浩一郎(國學院大學兼任講師)
聴講料◎一般500円 学生100円
(友の会会員300円、友の会学生会員無料)
定 員◎50名

ワークショップ「ミイラ作り体験」
特別講演会聴講者で、希望者から抽選で20名が参加できます。
日 時◎7月27日(土)午後3時30分~4時30分
講師◎高見妙(古代オリエント博物館教育普及員)
定員◎20名(要申込)。
申込◎7月15日(月・祝)締切。
希望者は特別購演会聴講申込時に「ミイラ作り体験希望」をお伝えください。抽選の上、当選者にご連絡します。

小学生ミイラ作り体験教室
ギャラリートークとともに展示鑑賞後、等身大の人形を用いて、ミイラ作り体験を行います。
日 時◎7月28日(日)午前10時から、午後1時30分から、の2回
講 師◎高見妙(古代オリエント博物館教育普及員)
定 員◎各回20名、合計40名
参 加◎特別展入館料のみ
申 込◎7月15日(月・祝)締切。
抽選の上、当選者にご連絡します。
ホームページ
http://www.orientmuseum.jp/page01.php#num1
会場住所
〒700-0814
岡山県岡山市北区天神町9-31
交通案内
●JR岡山駅東口より
路面電車「東山」行き約5分、「城下(しろした)」下車、左手すぐ。

●JR岡山駅東口バスターミナルより
宇野バス「片上方面 瀬戸駅、四御神」行き、「表町入口」下車 徒歩1分
岡電バス「藤原団地」行き、「美術館前」下車 徒歩1分

●JR岡山駅東口バス停「ドレミの街前」より
循環バス「めぐりん」県庁・京橋線(Cルート)、「表町入口」下車 徒歩1分

●JR岡山駅東口より 徒歩15分。
ホームページ
https://www.city.okayama.jp/orientmuseum/
岡山県岡山市北区天神町9-31
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