タイトル等
キャラクターデザインの先駆者 グラフィック・デザイナー土方重巳の世界展
会場
刈谷市美術館
全館
会期
2019-04-20~2019-06-02
休催日
月曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火曜)
開催時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般900円(700円)、学生700円(500円)、中学生以下入場無料
・( )内は20名以上の団体料金
・身体障害者、精神障害者保健福祉、療育の各手帳所持者及び付き添いの方(1名)は入場無料。入館の際に手帳をご提示ください。
・前売券は、刈谷市美術館、刈谷駅前観光案内所、刈谷市総合文化センター、高浜市やきものの里かわら美術館、チケットぴあ(Pコード:769-547)の取扱いのあるコンビニ等で4月19日(金曜)まで販売
・前売券販売代金徴収事務受託者についてはこちらをご確認ください。
主催者
刈谷市美術館
協賛・協力等
【後援】一般社団法人日本国際児童図書評議会(JBBY)、絵本学会、愛知県教育委員会
【協賛】アサヒビール株式会社、花王株式会社、佐藤製薬株式会社、株式会社大丸松坂屋百貨店、ヤマハ株式会社
【企画協力】NPO法人 古き良き文化を継承する会
【協力】セイコーホールディングス株式会社
概要
映画、演劇、バレエ、オペラなど幅広い分野で活躍した昭和のグラフィック・デザイナー・土方重巳(1915年から86年)。NHKの教育番組「おかあさんといっしょ」の登場キャラクターや、「サトちゃん」(佐藤製薬)のデザインも手がけました。初の全貌展となる本展では、日本の名作映画や演劇史に残る戦前・戦後のポスターに加え、絵本や児童書の原画、企業広告やテレビ番組のデザイン画、映像などを展示し、魅力溢れる多彩な仕事を辿ります。

1915年(大正4)兵庫県に生まれた土方重巳(ひじかたしげみ)は、多摩帝国美術学校(現・多摩美術大学)を卒業、東宝へ入社します。戦前の東宝映画を代表する『馬』をはじめ、原節子や榎本健一(=エノケン)が出演した映画や、文化映画のポスターを手がけました。戦後、東宝を退社した土方は、フリーのデザイナーとして『大いなる幻影』、『石の花』など、映画史に残る名作のポスターやバレエ、オペラ、芝居、人形劇など、舞台美術のデザインも手がけました。
グラフィック・デザイナーとして活躍する一方で、飯沢匡(いいざわただす)との出会いにより、絵本やテレビ番組など、子どもに向けた仕事も精力的に行いました。1959年(昭和34)、NHKは日本初の未就学児を対象としたテレビ番組「おかあさんといっしょ」をスタートさせます。土方は翌年から始まる番組内の人形劇「ブーフーウー」のキャラクターをデザイン、その後、「ダットくん」や「とんちんこぼうず」などの名作やヒットキャラクターを生み出しました。1953年(昭和28)に出版された『ねずみとおうさま』も、土方が描いた人気の絵本です。
また、企業のためのデザイン作品も多数手がけ、現在でも使われている佐藤製薬の象をモチーフにしたキャラクター「サトちゃん」の生みの親でもあります。
本展覧会では、これまで紹介されることのなかった土方重巳の魅力あふれる多彩な仕事を、貴重な原画、ポスター、映像などでたどります。
イベント情報
会期中は「昔なつかし・昭和レトロをめぐる スタンプラリー」を実施します!
市内施設をめぐってオリジナルグッズをゲットしよう!
【期間】4月20日(土曜)から6月2日(日曜)
※各施設の開館時間内で対応
【対象施設】美術館、歴史博物館、郷土資料館、夢と学びの科学体験館、依佐美送信所記念館、加藤与五郎展示室
・スタンプラリー台紙は各館で配布しています(1人1枚)
・対象施設6館全てのスタンプが集まったら展覧会オリジナルグッズをプレゼント!
【グッズ交換期限】6月2日(日曜)まで
【グッズ交換場所】美術館1階受付

1 講演会「子どもに向けた土方重巳の仕事」
戦後に取り組んだ絵本をはじめ、飯沢匡とコンビで生み出したNHKテレビ「おかあさんといっしょ」の人形劇や人形絵本など、子どもに向けた土方重巳の仕事をご紹介します。
【日時】5月19日(日曜) 午後2時から午後3時
【講師】松本育子(刈谷市美術館館長代理)
【会場】2階研修室
【定員】80名
【参加費】無料(展覧会を鑑賞する場合、高校生以上は要展覧会チケット)
・当日受付
・事前申込不要

2 母の日スペシャル 親子無料デー!
5月12日(日曜)は、中学生以下のお子様1名につき、保護者2名が無料で入場できます。楽しいイベントが盛りだくさん!
たのしい人形劇
【時間】1.午前11時から午前11時30分 2.午後1時30分から午後2時
【会場】研修室【対象】どなたでも
【参加費】無料
・申込不要
【協力】桜花学園大学・名古屋短期大学児童文化研究部
「どかあん」

ワークショップ 「ブーフーウーのぬりえにチャレンジ」
【時間】午前10時30分から午後3時
【会場】2階ロビー【対象】どなたでも
【参加費】無料
・申込不要
・当日随時受付(ただし材料がなくなり次第終了)

3 ワークショップ「フェルトで作ろう!サトちゃん人形」
昭和のカワイイものを現代によみがえらせる人形作家の宇山あゆみさんと一緒に、1959年(昭和34年)に土方重巳がデザインし、佐藤製薬株式会社のキャラクターとして今なお愛される「サトちゃん」人形をつくります。
【講師】宇山あゆみさん(人形作家)
【日時】5月25日(土曜)午前10時から午後4時
【会場】研修室【対象】18歳以上【定員】24名
・要事前申込
【参加費】 1,500円(材料費、レクリエーション保険代)
【申込方法】
往復はがきの「往信用裏面」に以下の項目を、
1.イベント名
2.参加者氏名(ふりがな※参加希望のすべての方のお名前をご記入下さい)年齢
3.住所
4.電話番号
「返信用表面」に以下の項目をを記入してお申込みください。
1.郵便番号
2.住所
3.氏名(複数名ご希望の場合は代表者のみ)
【申込締切】 5月10日(金曜)必着
・定員を超えた場合は抽選とし、結果をお知らせします。

4 学芸員によるギャラリー・トーク
【日時】5月2日(木曜)、22日(水曜)午後2時から40分程度
【参加費】無料(高校生以上は要展覧会チケット)
・当日受付
ホームページ
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/H31hizikatatenn.html
会場住所
〒448-0852
愛知県刈谷市住吉町4-5
交通案内
[電車]

JR東海道本線・名鉄三河線「刈谷駅」下車、南口から徒歩約10分

JR (東海道本線)
・ 名古屋駅から刈谷駅まで、快速で約20分
・ 豊橋駅から刈谷駅まで、快速で約35分

名鉄 (三河線)
・ 知立駅から刈谷駅まで6分

刈谷駅から美術館まで、または、美術館から刈谷駅までは、刈谷市の公共施設連絡バス(無料)もご利用いただけます(約5分)。


[車]

国道23号 (知立バイパス)
・ 名古屋方面から
「一ツ木IC」から約5km(約15分)。
「一ツ木IC」より築地町2丁目信号(右折)、道なりに直進。
・ 豊橋方面から
「野田IC」から約3km(約10分)。
「野田IC」より松栄町東信号(左折)、半城土町信号(右折)、下重原町信号(左折)、道なりに直進。

伊勢湾岸自動車道
・ 静岡方面から
「豊田南IC」から約10km、衣浦豊田道路(有料)経由で約20分。
伊勢湾岸自動車道「豊田南IC」(左折)、国道155号、衣浦豊田道路(有料)「生駒IC」、国道419号(左側の側道を上がり、県道48号線へ)、松栄町信号(右折)、半城土町信号(右折)、下重原町信号(左折)、約1km道なりに直進。
ホームページ
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/
愛知県刈谷市住吉町4-5
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