タイトル等
名古屋市美術館常設企画展
新たなる木彫表現を求めて
―平櫛田中賞受賞の作家たち―
会場
名古屋市美術館
常設展示室3
会期
2019-04-09~2019-06-30
休催日
月曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時
金曜日(5月3日を除く)は午後8時まで(入場は閉館30分前まで)
観覧料
一般 300円(250円)、高大生200円(150円)、中学生以下は無料
( )内は30名以上の団体料金
*4月9日(火)から5月26日(日)の期間は「印象派からその先へ―世界に誇る吉野石膏コレクション」の観覧券の半券でも本展をご覧いただけます。
概要
国土の7割を森林が占める日本では、豊富な木材資源を利用して、古くから様々な生活用具や建築物が作られてきました。そして6世紀半ばに仏教が伝来すると、信仰の対象としての仏像が盛んに作られるようになり、平安末期から鎌倉時代を頂点に、数々の傑作が生みだされました。その後木彫表現は緩やかに哀微しつつ明治期を迎えますが、急激な西洋化への反動として起こった伝統美術復興の流れの中で、再び命を吹き返します。
この木彫復活の中心にいた作家の一人が平櫛田中(ひらくし・でんちゅう)で、107年の長寿を生きた田中は、明治、大正、昭和の三代にわたって数々の優れた作品を残しました。
この田中の偉大な業績を顕彰して存命中の1972年に設けられたのが「平櫛田中賞」です。以来今日まで29人の作家がこの賞の栄誉を受けていますが、今回の展示ではその中から5人の彫刻家と田中自身の作品をあわせてご紹介します。
長い伝統を持つ木彫表現の神髄と、そこに新たな息吹を与えようとする作家たちの様々な試みをご堪能ください。
イベント情報
作品解説会
―日時―
5月12日(日)・6月15日(土)
いずれも14:00-15:00
―講師―
深谷克典
(名古屋市美術館 副館長)
―会場―
名古屋市美術館 2階講堂
(定員180名、先着順、入場無料)
※開始30分前に開場。
定員になり次第締め切ります。
会場住所
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
交通案内
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」下車、5番出口から南へ徒歩8分
地下鉄鶴舞線「大須観音」下車、2番出口から北へ徒歩7分
地下鉄名城線「矢場町」下車、4番出口から西へ徒歩10分
ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
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