中世以来、商港都として発展してきた尾道には、かつて、文人墨客が来訪し、その足跡を留めてきたように、今も独自の美しい景観と風情を求めて、多くの画家が訪れます。
「絵のまち尾道四季展」は、昭和58年に始まった「第1回展」以来、隔年開催を続け、今回で「第18回展」を迎えます。この展覧会には、全国33都道府県から427人、519点もの、尾道という課題に果敢に取り組み、ジャンルの垣根を超えて画材を駆使した、高いレベルの描写技術による素晴らしい作品が寄せられました。
本展覧会では、尾道賞[グランプリ]をはじめ、入賞・秀作作品は尾道市立美術館に、入選作品は市内商店街などへ展示しています。
どうぞこの機会に、尾道のまち歩きと併せて美術作品鑑賞をゆっくりとお楽しみください。