タイトル等
舟越保武展
聖なる世界・美の心
会場
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館
会期
2003-07-05~2003-10-05
休催日
会期中無休
開催時間
9:00~17:00
観覧料
無料
主催者
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館
概要
旭川市彫刻美術館では、これまで中原悌二郎賞を受賞した彫刻家の展覧会を開催してきました。
この度は、第3回中原悌二郎賞を受賞した舟越保武を取り上げ紹介します。
舟越保武は、1912年、岩手県に生まれ、高村光太郎の『ロダンの言葉』に大きな影響をうけ、彫刻家の道を志します。東京美術学校彫刻科へ進み、そこで、終生の友人である佐藤忠良と出会い、1939年の卒業とともに、新制作派協会彫刻部の創立に加わります。この新制作派協会(後に新制作協会)を中心に活躍し、〈長崎26殉教者記念像〉〈萩原朔太郎〉〈原の城〉〈ダミアン神父〉などの作品が高く評価され、高村光太郎賞、中原悌二郎賞、芸術選奨文部大臣賞等を受賞。1999年には文化功労者に選ばれており、日本の彫刻界を代表する彫刻家です。1987年脳血栓で倒れ、闘病のなか素描や彫塑作品の制作を続けていましたが、昨年2002年2月5日に逝去されました。
カトリック信者であることから、宗教的な題材を扱った作品も多く、清新さと精神性の高い静謐な世界を展開しています。塑造作品の他に、初期より直彫り大理石彫刻を手がけており、日本における大理石彫刻の第一人者として卓越した業績を残しています。
本展では、大理石彫刻の第一作といわれる〈隕石〉から左手で制作された晩年の作品まで、約70年に及ぶ舟越芸術の世界を紹介します。
ホームページ
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/bunkashinko/sculpture_mus/
展覧会問合せ先
中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館 Tel.0166-52-0033
会場住所
〒070-0875
北海道旭川市春光5条7丁目
交通案内
旭川電気軌道バス(旧あさでんバス) 所要時間25分
旭川駅前発 5番 22番
1条通7丁目発 80番
いずれも「春光園前(旧4区1条1丁目)」バス停下車

タクシー 所要時間20分
旭川駅前から1700円程度
北海道旭川市春光5条7丁目
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索