タイトル等
高畑勲展
日本のアニメーションに遺したもの
会場
東京国立近代美術館
会期
2019-07-02~2019-10-06
休催日
月曜日(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、7月16日[火]、8月13日[火]、9月17日[火]、9月24日[火]
開催時間
10:00~17:00
(金、土曜日は21:00まで)
入館は閉館30分前まで
観覧料
一般1,500(1,300)円、大学生1,100(900)円、高校生600(400)円
※( )内は、前売りおよび20名以上の団体料金。いずれも消費税込。 ※前売券の販売期間は2019年4月23日(火)~7月1日(月)
※本展の観覧料で入館当日に限り、「MOMATコレクション」もご覧いただけます。
主催者
東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション
協賛・協力等
企画協力=スタジオジブリ
協力=(公財)徳間記念アニメーション文化財団 協賛=凸版印刷、西武造園
概要
高畑勲(1935~2018)は、1960年代から半世紀にわたって日本のアニメーションを牽引し続けたアニメーション映画監督です。
長編初監督作品となった「太陽の王子 ホルスの大冒険」(1968)で、大人の鑑賞にたえる壮大なスケールの映像世界を作り上げた高畑は、その後つぎつぎにアニメーションにおける新しい表現領域を開拓していきました。70年代には、「アルプスの少女ハイジ」(1974)、「赤毛のアン」(1979)などのテレビ名作シリーズで、日常生活を丹念に描写する演出手法を通して、ファンタジーとは一線を画した豊かな人間ドラマの形を完成させます。80年代以降は、物語の舞台を日本に移し、「じゃりン子チエ」(1981)、「火垂るの墓」(1988)、「平成狸合戦ぽんぽこ」(1994)など、日本の風土や庶民生活のリアリティーを表現するとともに、日本人の戦中・戦後の経験を現在から問い直すような力作を次々に発表します。遺作となった「かぐや姫の物語」(2013)ではスケッチの線を生かした描法に挑み、従来のセル画様式を乗り越える表現上の革新を達成しました。
常に今日的なテーマを模索し、それにふさわしい新しい表現方法を追求した革新者・高畑の創造の軌跡は、戦後の日本のアニメーションの礎を築くとともに、国内外の制作者にも大きな影響を与えました。本展覧会では、高畑の演出術に注目し、制作ノートや絵コンテなどの未公開資料も紹介しながら、その豊穣な作品世界の秘密に迫ります。
イベント情報
記念講演会
7月21日(日) 14:00~15:30 *開場は開演30分前
「高畑勲の革新的アニメーション演出術」
叶 精二(映像研究家・亜細亜大学講師)
場所:東京国立近代美術館 講堂(地下1階)
*当日10:00より受付にて先着130名様に整理券を配布、申込不要、聴講無料、要観覧券(半券可)
詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
https://takahata-ten.jp
巡回等情報
2020年4月10日(金)~5月24日(日) 岡山県立美術館
主催=岡山県立美術館、山陽新聞社
ホームページ
https://takahata-ten.jp/
展覧会問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒102-8322
東京都千代田区北の丸公園3-1
交通案内
東京メトロ東西線 竹橋駅 1b出口 徒歩3分
ホームページ
https://www.momat.go.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都千代田区北の丸公園3-1
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