タイトル等
カリカチュールがやってきた!
19世紀最高峰の諷刺雑誌(ヴィジュアルメディア)!
会場
伊丹市立美術館
会期
2019-01-12~2019-02-24
休催日
月曜日 *但し1月14日,2月11日は開館、1月15日,2月12日は休館
開催時間
午前10時~午後6時
(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般500(400)円/大高生250(200)円/中小生100(80)円
*( )内は20名以上の団体割引料金
*兵庫県内の小・中学生はココロンカードの呈示にて入場無料
*4市1町(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)
主催者
伊丹市立美術館[公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団/伊丹市]
協賛・協力等
共催 伊丹市教育委員会
概要
1830年11月4日、画期的な絵入諷刺雑誌「カリカチュール」がパリで創刊されました。言論弾圧を発端に起こった七月革命の昂揚した空気のなか、自身も諷刺画家であったフィリポン(1800-62)が主宰となり、自由と平等の精神のもと、変節していく七月王政に対し痛烈な批判を繰り広げます。
「カリカチュール」誌は、ヴィジュアルを重視した出版物の先駆けでもありました。新しい版画技法であるリトグラフをいち早く取り入れるとともに、若手画家を積極的に起用し、質の高い諷刺画を毎号掲載します。娯楽が限られていた当時、同誌の諷刺画は強力な訴求力を発揮し、とりわけ時の王ルイ・フィリップの下膨れの顔を洋梨に見立てた姿は、王のアイコンとして大流行しました。
本展では筆頭画家として活躍したグランヴィル(1803-47)はじめ、後半に痛烈な表現で同誌を牽引したドーミエ(1808-79)など創意に富んだ「カリカチュール」誌の主要な諷刺画を紹介します。また同誌廃刊後、夢想的な挿絵画家へと転身し、後のシュルレアリスムに大きな影響を与えたグランヴィルの後半生にも注目します。
「諷刺とユーモア」をテーマに数々の展覧会を開催してきた当館ですが、「カリカチュール」誌とグランヴィルを特集するのは初めての試みです。19世紀諷刺画の黄金時代を、ぜひご体感ください。
イベント情報
不思議なキッチン・リトグラフ
アルミホイルやチョコレート・コーラで
リトグラフができちゃうの!?
台所にある材料でリトグラフを体験しませんか。
●日時:2019年2月9日(土)14:00-16:00
*終了時間は前後する可能性があります
●講師:衣川泰典氏(美術家) ●会場:美術館1F講座室
●対象:小学生以上(小学3年生以下は保護者同伴)
●定員:20名 ●持ち物:エプロン ●参加費:1,000円(観覧料込)
◎申込方法:電話または美術館HPの申込フォームよりお申し込みください。
◎申込締切:2019年2月3日(日)*応募者多数の場合は抽選

ギャラリートーク
担当学芸員が展示作品について解説します。
●日時:2019年1月26日(土)14:00-(約30分)
●聴講無料(要観覧券)/申込不要
*当日、2F展示室にお集まりください。
ホームページ
https://artmuseum-itami.jp/jp/category/exhibition/current_exhibition/
会場住所
〒664-0895
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
交通案内
阪急伊丹駅より徒歩北東へ約9分/JR伊丹駅より徒歩北西へ約6分/阪急バス伊丹中央停留所より徒歩北へ約3分
ホームページ
https://itami-im.jp/
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
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