タイトル等
美崎慶一展
会場
ギャラリーモーニング
会期
2018-10-30~2018-11-11
休催日
(月曜日休み)
開催時間
12:00~18:00
概要
余白は空白ではなく、そこにいかなる光景が補完されるべきかが見るものに問われ続ける場として積極的な役割を帯びている。

大阪の信濃橋画廊での個展のおりだったと思う。このときにはもう、街中の光景を映した写真に由来するモチーフと、たっぷりとつくられた余白と、飄逸な線描という、今にもつづく美崎慶一の代表的な様式の作品が壁にかかっていた。鮮やかな緑などの色彩と余白のまぶしい白さから、日差しの強い夏の日の光景を連想しながら在廊中の作家にたずねたのは、そうした光景につかずはなれずの関係で住まう、線描によるモチーフを描く際のスリルについてだった。スリルというのは、写真的、つまり映像的再現的描写とは位相のことなる線描を最後に描き入れるという作画のプロセスを想像したからで、それは紙や絹を支持体とする水墨画と同じようにやり直しのきかない一発勝負の仕事であるはずだった。それまでにつくってきた画面を壊して、そうして絵画を完成させること。そんな風にその時は形容したように記憶している。(つづく)
兵庫県立美術館学芸員 小林公
ホームページ
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2018/10/misaki-keiichi-exhibition-20181030-1111.html
会場住所
〒605-0034
京都府京都市東山区中之町207 三条通り岡崎広道 南西角
交通案内
・地下鉄東西線「東山駅」「蹴上駅」より徒歩5分
・京阪三条駅より15分

京阪電車の場合
○三条駅より徒歩15分。 (地下鉄東西線利用の場合「東山」(もしくは「蹴上」)駅下車)
◎祇園四条駅より市バス46番 (7番の出口。宝くじ売り場の前)で「神宮道」バス停下車

阪急電車の場合 河原町駅より:徒歩20分強。
◎河原町駅より:市バス46番 (高島屋前、四条通を挟んで北側のバス停より) で「神宮道」バス停下車
○烏丸駅より:地下鉄烏丸線「御池駅」経由東西線に乗り替え「東山」(もしくは「蹴上」)駅下車

JRの場合
◎JR京都駅より:地下鉄烏丸線「御池」駅で東西線に乗り替え「東山」(もしくは「蹴上」)駅下車
○市バス5番「神宮道」下車 (時間がかかる場合があります)
◎JR山科駅より:地下鉄東西線「蹴上」駅下車
ホームページ
https://gallerymorningkyoto.com
京都府京都市東山区中之町207 三条通り岡崎広道 南西角
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索