タイトル等
鹿沼市制七十周年記念
斎藤清と川上澄生
版表現のいろどり
会場
鹿沼市立川上澄生美術館
2階展示室
会期
2018-10-06~2018-11-25
休催日
月曜日(10月8日は開館)、10月9日[火]
開催時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金、東武沿線美術館連携事業割引料金、M割料金
※毎週土曜日は小・中学生無料
※毎月第3日曜日は鹿沼市内の中学生以下の子どもと同伴のご家族は無料
※障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
※10月6日[土]、7日[日]は鹿沼秋まつり、11月3日[土・祝]は文化の日のため無料
協賛・協力等
協力:福島県立美術館、やないづ町立斎藤清美術館
概要
福島県河沼郡会津坂下町〔ばんげまち〕出身の版画家斎藤清〔さいとうきよし〕(1907-1997)は1936(昭和11)年、安井曾太郎〔やすいそうたろう〕の木版画に触発されて、その制作を始めました。1930年代は、くしくも日本の版画が海外への進出を試み始めた時期に当たります。
1944(昭和19年、斎藤は恩地孝四郎〔おんちこうしろう〕が主宰する一木会に所属し、抽象表現への傾向を強めるなか、1951(昭和26)年、第1回サンパウロ・ビエンナーレで《凝視(花)》が在サンパウロ日本人賞を受賞。駒井哲郎〔こまいてつろう〕と共に戦後日本人による初めての国際展受賞を果たします。以後、日本を代表する作家のひとりとして活躍を続けます。
一方、川上澄生〔かわかみすみお〕(1895-1972)は、1921(大正10)年から本格的に木版画を制作し、「どの書物にも書いてない素人のやり方」で、レンパツによるぼかしやニス掛け、艶紙、羅紗紙、箔による摺りなど、常識にとらわれない自由な心をもって生涯にわたり制作を続けました。
木版画は、版の限られた条件のなかで、画面の描線、色面などが生み出すマチエール(絵肌)に魅力があります。2人は世代こそ異なるものの、共に永瀬義郎〔ながせよしろう〕の『版画を作る人へ』から示唆を受け、版に対して真摯に向き合い続けました。本展では、斎藤清と川上澄生のそれぞれの版表現のいろどりをご紹介するものです。
イベント情報
■企画展記念講演会
「斎藤清と川上澄生 それぞれの故郷」
講師:荒木康子氏(福島県立美術館学芸員)
日時:10月27日[土] 午後1時30分~3時
会場:鹿沼市民情報センター2階 子育て情報室A
定員:30名
申込:美術館へお電話ください

■館長と楽しむ作品鑑賞会(申込不要)
館長のトークとともに展覧会をご覧いただけます。
※企画展チケットが必要です。
日時:10月13日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室

■学芸員によるギャラリー・トーク(申込不要)
展覧会の見どころを学芸員が解説いたします。
※企画展チケットが必要です。
日時:11月3日[土]、11月17日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室
会場住所
〒322-0031
栃木県鹿沼市睦町287-14
交通案内
●JR日光線 鹿沼駅から 徒歩20分
●東武日光線 新鹿沼駅から 徒歩30分
●東北自動車道 鹿沼I.C.から 約6km
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
栃木県鹿沼市睦町287-14
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