タイトル等
有島武郎『生れ出づる悩み』出版100年記念
木田金次郎展
青春の苦悩と孤独を歓喜にかえた画家たち
彼らはどこへ向かい、なにを生み出したのか。
会場
府中市美術館
会期
2018-07-21~2018-09-02
休催日
月曜日
開催時間
午前10時~午後5時
(展示室入場は午後4時30分まで)
観覧料
一般700円(560円)、高校・大学生350円(280円)、小・中学生150円(120円)
※( )内は20名以上の団体料金。※未就学児および障害者手帳等をお持ちの方は無料。※府中市内の小中学生は「府中っ子学びのパスポート」提示で無料。
※『木田金次郎展』観覧料金で常設展もご覧いただけます。
主催者
府中市美術館、有島武郎・木田金次郎プロジェクト実行委員会(ニセコ町・有島記念館、岩内町・木田金次郎美術館)、
巡回企画展「出版100年記念 有島武郎『生れ出づる悩み』と画家・木田金次郎」実行委員会
協賛・協力等
協力:有島記念館友の会『土香る会」、平成の「生れ出づる悩み」実行委員会
助成:一般財団法人 地域創造
概要
有島武郎:生れ出づる悩み
近代日本を代表する文学者のひとり、有島武郎(1878~1923)の小説『生れ出づる悩み』は、1918年に発表され今年で出版100年を迎えます。そこには、小説家「私」と青年画家「木本」の出会いと交流、そして互いが抱える創作の苦しみが綴られています。

小説家と画家の巡り合い
この小説のモデルとなったのが、北海道の画家・木田金次郎(1893~1962)です。有島と木田は、1910年に札幌で出会い交流を重ねました。そして、有島は木田の姿に触発されて一編の小説をまとめ、一方、木田は有島から薫陶を受けながら絵画の道を進んでいきます。

木田金次郎:北海道・岩内で描く
木田は有島から、生まれ故郷であり地方の漁村である北海道・岩内で活動することを強く勧められました。1954年には、それまで描いた1500点あまりの作品を大火で失いますが、これ以降も同地で制作を続けます。にぎわう漁港や波しぶく岩場を、奔放な筆遣いと鮮烈な色彩でとらえた岩内の景色は、この地で過ごした木田だからこそ 描きえたものでしょう。

人はなぜ描くのか?
この展覧会では、画家・木田金次郎の生涯を80点の作品によりたどります。さらに、小説家・有島武郎、『生れ出づる悩み』に触発された北海道の若手美術家、福井で炭焼きをしながら描き続けた孤高の画家・渡邊淳らの作品をあわせて紹介します。苦悩と歓喜に彩られた、芸術家たちの創造の軌跡をご覧ください。
イベント情報
■ギャラリートーク
伊藤大介氏(有島記念館 主任学芸員)、岡部 卓氏(木田金次郎美術館 学芸員)
7月21日(土) 午前11時~(約40分)
8月5日(日) 午後2時~(約40分)
2階 企画展示室(展覧会観覧券が必要になります)

■20分スライドレクチャー
7月29日(日)、8月12日(日)、8月26日(日)、9月1日(土)
午後2時~(約20分)
1階 講座室(無料)

■中学生のためのヴァイオリン・コンサート
川畠成道氏(ヴァイオリン)
8月4日(土) 午後3時~(約40分)
2階 企画展ロビー
(展覧会観覧券が必要になります)

■展覧会講座
「それぞれの『生れ出づる悩み』有島武郎と木田金次郎」
鎌田 享(当館学芸員)
8月18日(土) 午後2時~(約90分)
1階 講座室(無料)
ホームページ
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/kidakinjiro.html
展覧会問合せ先
ハローダイヤル:03-5777-8600
会場住所
〒183-0001
東京都府中市浅間町1-3 (都立府中の森公園内)
交通案内
京王線の府中駅から、「ちゅうバス」のご利用が便利です。
府中駅までは、京王線新宿駅から、特急、準特急で約20分です。

■ 電車をご利用の場合

京王線 府中駅から
・ちゅうバス(多磨町行き) 「府中市美術館」下車すぐ
府中駅バスターミナル8番乗り場から、8時から毎時30分間隔で運行。運賃100円 (現金もしくは回数券のみ)
・京王バス 武蔵小金井駅行き(一本木経由、武71) 「天神町二丁目」下車すぐ
・京王バス 武蔵小金井駅行き(学園通り経由、武73) 「天神町幼稚園」下車徒歩8分
・京王バス 国分寺駅南口行き(東八道路経由、寺92) 「天神町幼稚園」下車徒歩8分

京王線 東府中駅北口から
・徒歩17分
・ちゅうバス(府中駅行き)「府中市美術館」下車すぐ
8時5分から毎時30分間隔で運行。運賃100円

JR中央線 武蔵小金井駅南口から
・京王バス 府中駅行き (一本木経由、武71) 「一本木」下車すぐ
・京王バス 府中駅行き (学園通り経由、武73) 「天神町幼稚園」下車徒歩8分

JR中央線 国分寺駅南口から
・京王バス 府中駅行き (東八道路経由、寺92) 「天神町幼稚園」下車徒歩8分

JR武蔵野線 北府中駅から
・京王バス 府中駅行き (東八道路経由、府02) 「天神町幼稚園」下車徒歩8分
・注記:1時間に1本の運行です。
・注記:お帰りの最終便は美術館閉館時間前です。ご利用の際は、ご確認ください。

■ 自動車をご利用の場合
・調布インターチェンジから 約3.5キロメートル
・国立・府中インターチェンジから 約4.4キロメートル
・八王子方面からのアクセスは、府中スマートインターチェンジをご利用いただけます。お帰りはETC搭載車のみ通行可能です。

府中市臨時駐車場(無料・約60台収容可)をご利用下さい。
ホームページ
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
会場問合せ先
ハローダイヤル 03 (5777) 8600
東京都府中市浅間町1-3 (都立府中の森公園内)
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