タイトル等
ウェザーリポート
風景からアースワーク、そしてネオ・コスモグラフィア
会場
栃木県立美術館
会期
2018-06-30~2018-08-26
休催日
月曜日(7月16日は開館)、7月17日(火)
開催時間
9:30~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般800(700)円、大高生500(400)円、中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
主催者
栃木県立美術館
協賛・協力等
協賛: KÄRCHER
後援:朝日新聞宇都宮総局、NHK宇都宮放送局、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、東京新聞宇都宮支局、とちぎテレビ、栃木放送、日本経済新聞社宇都宮支局、毎日新聞社宇都宮支局、読売新聞宇都宮支局
概要
「どんな天気でも、それはいい天気なんだ」-ドイツの彫刻家ヨーゼフ・ボイスは人間の都合とは無縁の自然の摂理をこう表現しました。巨大地震、津波、スーパー台風、連続豪雨、竜巻の突発、大洪水などが世界各地で頻発するこの21世紀になってもこの箴言は有効でしょうか。
このような気象現象を視覚化したのは風景画といわれています。しかし風景画は空間恐怖(ホロル・ヴァクイ)を克服すると同時に、空間の自由な表象化を固着し、今日の観光化された表象のモデルを提供することともなりました。
その一方で、風景画の成立に先立ってコスモグラフィアという地球画とも宇宙画とも呼ぶべき図像が誕生したことは美術においては重視されてきませんでした。それは天文学や地理学と美術が交差する機会がほとんどなかったからと考えられます。しかし、望遠鏡などの光学装置とヘリコプターや飛行機、宇宙探査機などの飛翔機械の目覚ましい発達によって、かつて風景画が提起した水平的眼差しとは異なる垂直的眼
差しが美術に視覚革命ともいうべき事態をもたらしました。
本展は風景を成立させる基体としての大気の上層にある光源と地表、そして不可視の光源であるマグマを結ぶ垂直軸と地表的な水平軸の交差における眼差しのダイナミズムから美術における新たな世界画としてのネオ・コスモグラフィアの可能性を探る試みです。
イベント情報
ギャラリートーク(担当学芸員による解説)
6月30日(土) 午後3時30分~
8月4日(土) 午後2時~
集合場所:企画展入口 *申し込み不要。いずれも1時間程度。
ホームページ
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t180630/index.html
会場住所
〒320-0043
栃木県宇都宮市桜4-2-7
交通案内
電車・バスをご利用の場合―
■ JR宇都宮駅から
西口バスターミナル 6番・7番乗り場から、
関東バス [作新学院・駒生行]で約15分、桜通十文字下車すぐ
■ 東武宇都宮駅前から
東武宇都宮駅前バス停(大通り沿い)から、
関東バス [作新学院・駒生行]で約5分、桜通十文字下車すぐ

お車をご利用の場合―
駐車場有・料金無料
■ 東北自動車道で
[鹿沼IC]から 約15分、または [宇都宮IC]から 約20分
■ 北関東自動車道で
[壬生IC]から 約25分
ホームページ
http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/
栃木県宇都宮市桜4-2-7
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