タイトル等
平成30年度コレクション展 第1期
●名品セレクション+フィニーの版画
●ある情景 -宮崎の美術-
●瑛九-シュルレアリスムの表現
●ポモドーロ 破壊と創造
会場
宮崎県立美術館
会期
2018-04-13~2018-07-01
※一部5月27日まで
概要
当館の収蔵作品を紹介するコレクション展。郷土作家はもちろん、海外の著名な作家の作品も多数紹介しており、
県外から来られたお客様にも大好評をいただいています。コレクション展は年に4回、多彩なテーマを設けて開催します。

名品セレクション + フィニーの版画
宮崎県立美術館では、「郷土出身作家及び本県にゆかりのある作品」 「わが国の美術の流れを展望するにふさわしい作品」 「海外のすぐれた作品」 という3つの柱にそって、作品収集を進めてきました。開館後20年以上を経て、総収蔵点数は4,000点を超え、充実したコレクションになっています。
展示室1では、この中からコレクションを代表する国内外の名品を選りすぐって紹介します。ピカソをはじめとする海外作家の名品、日本美術史に大きな足跡を残した国内作家の名品、そして当館の特色の一つであるシュルレアリスムコレクションの名品とともに、毎回テーマを変え、特定の分野やグループ等にスポットを当てた特集展示も行います。
今回は、昨年度新たに収蔵したフィニーの作品を初公開します。多彩なコレクションの魅力をご堪能ください。

ある情景-宮崎の美術-
明治時代、日本の絵画は急激な社会の変化の中で転換期をむかえます。西洋の表現も取り入れられ、新しい「日本画」を求めた模索が始まりました。この時代に活躍した本県出身の日本画家として、伝統的な狩野派の流れを汲む山水画で力を発揮した山内多門がまず挙げられます。また、同時代に秀麗な美人画で認められていたのが益田玉城です。
一方、本県出身の洋画家では、太い輪郭線と鮮やかな色彩で独自の画風を追究した塩月桃甫が、大正5年に文展(文部省美術展覧会)に入選しています。また、力強い筆づかいで生命力あふれる女性像を描いた山田新一などが中央画壇で活躍しました。
展示室2では、今回初公開となる山内多門の「十六羅漢之図」など、宮崎県を代表する作家の作品を紹介するとともに、「ある情景」をテーマとしたコーナー展示も行います。
本県出身の作家やゆかりの作家による作品の魅力をお楽しみください。

瑛九-シュルレアリスムの表現
宮崎市出身の瑛九(本名:杉田秀夫)は、生涯を通じて常に新しい表現を求め、写真や版画、油彩など様々な技法に取り組みました。またその作風も、初期から晩年に至るまで、印象派やシュルレアリスム(超現実主義)風、抽象的な作品など、多彩に変化しました。20代でフォト・デッサン集『眠りの理由』を刊行し、一躍美術界で脚光を浴びた瑛九は、様々な技法や表現を模索した後に、その集大成ともいえる点描による絵画空間へとたどり着きました。
今回の展示では、各領域の代表的な作品とともに、瑛九が試みたシュルレアリスム的な表現の作品を特集して紹介します。没後60年近くを経て、今なお輝き続ける瑛九作品の魅力をお楽しみください。

ポモドーロ -破壊と創造-
イタリア現代彫刻を代表する作家の一人、ポモドーロ(1926~)は、1950年代頃から独学で彫刻の制作を始め、20世紀の抽象彫刻界をリードしたコンスタンティン・ブランクーシ(1876~1957)の作品に衝撃を受けて、本格的に彫刻家の道を歩き始めました。球や円すい、角すいなどの幾何学的な形態の磨き抜かれた表面を切り裂き、その内部を刻み込んだ作品で知られます。
イタリアのモルチャーノ・ディ・ロマーニャで生まれたポモドーロの心に最初に刻まれた映像は、故郷の岩山や大地の裂け目といった自然の要素だったといいます。また、ポモドーロは転機となったブランクーシの作品との出会いで、その美しい形態に魅せられながらも、形態を破壊し、内部に自分の記号全てを注ぎ込みたいという発想が生まれたと語っています。破壊と創造が交差するポモドーロの作品は、故郷の原風景や、自身の進む道を決定づけたブランクーシの彫刻との出会いが生み出したものと言えるでしょう。
ここでは、ポモドーロの代表作の一つ「球体をもった球体」を中心に紹介します。ポモドーロは、球を世界や地球、母親の胎内、命の根源とも捉え、その表面をむしばむ裂け目は根源性、深層意識、物質に潜む力を表すものと考えています。破壊と創造を通して、完璧な形態が内部に宿すエネルギーを視覚化したようなポモドーロの作品をお楽しみください。
会場住所
〒880-0031
宮崎県宮崎市船塚3-210 (県総合文化公園内)
交通案内
●JR 宮崎駅から
・「西1番のりば」発の宮崎交通バス4分、「山形屋前」で下車し、「宮交橘通支店前」(交番近く)で「文化公園」「古賀総合病院」、国富・綾方面行等に乗換え9分、「文化公園」または「文化公園前」下車すぐ
・「西2番のりば」発の宮崎交通バス(「古賀総合病院」「綾」「酒泉の杜」行) 14分、「文化公園前」下車すぐ
・タクシーで約15分

●JR 宮崎神宮駅から
・タクシーで約5分、徒歩で約20分

●宮崎空港から
・「1番のりば」発の宮崎交通バス12分、「宮交シティ」で下車し、「3番のりば」で「古賀総合病院」、国富・綾方面行等に乗換え20分、「文化公園前」下車すぐ
・「JR宮崎空港駅」発の列車10分程度、「宮崎」で下車JR宮崎駅からの案内と同様
・タクシーで約30分

●高速道路から
・宮崎西ICから 車で約15分、宮崎ICから 約20分
ホームページ
http://www.miyazaki-archive.jp/bijutsu/
宮崎県宮崎市船塚3-210 (県総合文化公園内)
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