タイトル等
収蔵企画展
ひそやかな別天地
-伊藤若冲《菜蟲譜》と江戸から近代の「絵の本」-
そっと開けば、そこに・・・
会場
佐野市立吉澤記念美術館
会期
2018-05-26~2018-07-01
併催:吉澤コレクションの陶芸「壺中の天」
休催日
毎週月曜日(祝休日の場合開館、翌日休館)、祝日の翌日(祝日の翌日が土・日曜の場合は開館)展示替え期間、年末年始【館内整備・年末年始休館】12月11日~1月5日
開催時間
午前9時30分~午後5時
観覧料
一般510円(20名以上の団体は460円)
無料開館:6月10日(日)「県民の日」 ※当日はどなたでも無料でご観覧いただけます
障害者手帳等をお持ちの方・大学生以下は観覧無料(障害者手帳・学生証等の提示が必要です)
主催者
佐野市立吉澤記念美術館
概要
伊藤若冲《菜蟲譜》は「巻物」すなわち「本」の形式をとる絵画です。大坂の知人が若冲を「厚くもてなした」ことを契機に描かれました。若冲の代表作である「動植綵絵」が空間を荘厳する目的で描かれたのに対し、晩年の代表作のひとつである本作は、卓上や小さな部屋で、一人または少人数で鑑賞することを想定して描かれたプライヴェートな性格の強い作品といえます。
今回の展覧会では、巻物や画帖・版本など、「本」の姿をとる絵画作品を展示し、その「見る人との距離が近い」という点に注目します。
右から左へ広げるに従い物語や名所が現れる「画巻/絵巻」、浮世絵師が物語を描いた躍動感あふれる「読本挿絵」(版本)、外国の珍しい動物を描いた「博物図譜」(版本)、海外の戦争の様子や地理を図解した「新聞挿絵」(版本)、江戸から近代にかけて流行した画家・文人による小品をアルバム状に仕立てた「画帖」などを展示します。近年あらたに収蔵した吉澤家文書の古典籍をはじめ、初公開作品も多く予定しています。
そっと開くとそこに広がる、ひそやかな「別天地」をおたのしみください。
イベント情報
伊藤若冲《菜蟲譜》期間限定公開⇒6/2(土)~24(日)
場面替えあり[前半6/2~13、後半6/14~24]
会期中の催し物
フレスコ画体験教室
「地元産石灰を使って若冲を描こう!」
日時 6月23日(土)10:30~16:00
講師 栗又由美さん(絵画教室講師)
定員 15人(要事前申込、低学年は保護者同伴)
会場 栃木県石灰石工業会館3階(階段使用)
参加費 無料 ※栃木県石灰工業協同組合協賛
主催 栃木デスティネーションキャンペーン佐野推進・実行委員会、佐野市立吉澤記念美術館

めくるめく巻物体験・作品鑑賞会
日時 5月26日(土)、6月10日(日)、6月17日(日)
各日 巻物:13:00~ 鑑賞会:14:00~(各30分程度)
場所 美術館展示室(エントランス集合)※当日の観覧券が必要です。
巻物体験:《菜蟲譜》のレプリカを使って、巻物を広げながら鑑賞します。
鑑賞会:当館学芸員が作品解説を行いながら、皆さまと一緒に作品鑑賞を行います。
ホームページ
https://www.city.sano.lg.jp/museum/conduct/48.html
会場住所
〒327-0501
栃木県佐野市葛生東1-14-30
交通案内
■車

国道293号線を利用、旧佐野市役所葛生(くずう)庁舎北隣

★北関東自動車道 佐野田沼ICより約15分
★東北自動車道 佐野藤岡ICより約30分
★東北自動車道 栃木ICより約20分
★「葛の里壱番館」「葛生伝承館」駐車場をご利用頂けます。無料、当館まで徒歩1分。


■電車

東武佐野線「葛生駅」下車徒歩8分
(駅を出て、お寺の脇の川に沿った道を北に進んでください)

★栃木県内(宇都宮等)から…
JR両毛線 佐野駅で東武佐野線に乗換え、佐野→葛生駅は約20分
★東京都内等から…
東武伊勢崎線 館林駅で東武佐野線に乗換え、館林→葛生駅は約40分


■バス

市営バスは「葛の里壱番館」で下車、当館まで徒歩1分。
片道300円、往復利用なら1日乗車券(600円)が便利です。

★佐野市内から…
葛の里壱番館停車路線は、基幹線、秋山線、仙波会沢線です。その他は、途中で停車路線に乗り換えます。(乗継ぎ運賃100円)
★東京方面から…
マロニエ号(新宿・東京等、約1時間30分) → 佐野新都市バスターミナル → 市営バス基幹線(葛の里壱番館方面行き約70分)
ホームページ
https://www.city.sano.lg.jp/sp/yoshizawakinembijutsukan/
栃木県佐野市葛生東1-14-30
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