タイトル等
Portrits<直立する人>
会場
伯耆町立植田正治写真美術館
会期
2003-04-26~2003-07-13
休催日
毎週火曜日(祝祭日の場合は翌日
開催時間
午前9時から午後5時(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般・・・800円 大学・高校生・・・500円 小学・中学生・・・300円
主催者
岸本町/(財)植田正治写真美術財団
概要
植田正治の写真は、その独特なスタイルから『演出写真』とよばれます。そんな植田にとって、人物を写すことはどういう意味をもっていたのでしょうか。植田は『わが心の砂丘に花開いた演出写真は二度も中断した』と述懐しています。一度は戦争。そして二度目は戦後、リアリズム運動が日本の写真界に嵐のごとく広がった昭和25年頃のことでした。『絶対スナップ』『絶対非演出』が主流となるなか、植田は、しばらくの間、無邪気な子どもたちや身近な人々を撮りつづけることになります。しかし、ここから生まれたシリーズ〈童暦〉、〈小さい伝記〉で、植田の『演出』は新たな展開を見せるのです。植田は語ります。『人がカメラを向けられ、写真を撮られる時に、真正面を向くのは『自然』なことだとおもいます。むしろそこで、自然に遊んでくれ、自然にむこうを向いてくれと言う方が嘘の演出写真ではないかと思います。』
今回の展覧会では、植田のまなざしに自然に反応する人々の姿をとらえた作品を中心に、砂浜や砂丘を舞台とした作品、セルフ・ポートレイトなどを加え、人物写真における『演出』をテーマにその変遷を辿ります。はにかみながらただいたすらに『直立する人』の姿を通して、植田にとっての『演出とは何か』をご理解いただけるとともに、被写体に向けられた植田の親愛的まなざしを感じ取っていただけることでしょう。
ホームページ
http://www.japro.com/ueda/
展覧会問合せ先
植田正治写真美術財団事務局 電話 0859-39-8000
会場住所
〒689-4107
鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
交通案内
●JR伯備線『岸本駅』からタクシーで5分または徒歩40分(上り坂)
●米子自動車道・米子ICまたは溝口ICから車で15分
鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
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