タイトル等
人間・髙山辰雄展
森羅万象への道
会場
世田谷美術館
会期
2018-04-14~2018-06-17
前期:4月14日[土]-5月13日[日] 後期:5月15日[火]-6月17日[日]
休催日
毎週月曜日 ※ただし4月30日(月・振替休日)は開館、翌5月1日(火)は休館
開催時間
午前10時~午後6時
(入場は午後5時30分まで)
観覧料
一般 1,200(1,000)円、65歳以上 1,000(800)円、大高生 800(600)円、中小生 500(300)円
※( )内は20名以上の団体料金。 ※障害者の方は500円。ただし小・中・高大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。
※リピーター割引:会期中、本展有料チケットの半券をご提示いただくと、2回目以降は団体料金にてご覧いただけます。
主催者
世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
協賛・協力等
後援: 世田谷区、世田谷区教育委員会 特別協力:大分県立美術館、大分市美術館 協力:日本通運、損保ジャパン日本興亜
概要
日本画家・髙山辰雄(1912-2007)は大分県大分市に生まれ、1951年より終生、世田谷の地を創作の拠点としました。自然と人間とのつながりや、生命の尊厳に
ついて思考し、その深い精神性を湛えた絵画表現は、没後10年を経た今日もなお、高く評価されています。
1931年、東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学した髙山辰雄は、在学中の1934年、第15回帝展に初入選し、若き才能を開花させます。松岡映丘に師事し、同門の先輩・山本丘人らとともに研鑽を積みました。戦後間もない頃にゴ-ギャンの伝記に感銘を受け、1950年代には鮮やかな色面で構成した人物表現に挑みます。その後は、次第に点描による静謐で幻想的な画風へと展開し、宇宙までをも視野に入れた壮大なスケールで、人間の生と死や、その存在の神秘を問い、現代社会に生きる人間を描く独自の画境を切り拓きました。1982年に文化勲章を受章、戦後の日本画壇の最高峰として、杉山寧、東山魁夷とともに「日展三山」と称されました。
本展は、大分県立美術館の所蔵作品を核として、大分市美術館ならびに各所蔵者のご協力のもと、過去最大規模の約120点を集め、70余年にわたる髙山辰雄の画業を回顧します貴重な学生時代のスケッチから、生涯に三度開催した個展「日月星辰 髙山辰雄展」で発表した屏風の大作、小説家・井上靖により命名された「聖家族」の連作、そして、亡くなる前年の94歳にして初めて手がけた自画像まで、数々の代表作を通じて、人間の本質を掴もうとした人間・髙山辰雄の芸術世界に触れていただければと思います。
イベント情報
■講演会 1「髙山辰雄先生のこと」
日時:4月28日(土) 14:00-15:30(開場13:30)
場所:講堂
講師:草薙奈津子(美術評論家、平塚市美術館館長)
定員:先着140名/入場無料
※当日12:00からエントランス・ホールにて整理券を配布
※手話通訳付き

■講演会 2「父・髙山辰雄」
日時:5月20日(日) 14:00-15:30(開場13:30)
場所:講堂
講師:髙山由紀子(髙山辰雄長女、映画監督、脚本家)
定員:先着140名/入場無料
※当日12:00からエントランス・ホールにて整理券を配布
※手話通訳付き

■見学会「髙山辰雄の旧アトリエ訪問」
日時:6月2日(土) 13:30ー14:30(受付13:00より)
場所:アトリエ第Q藝術(髙山辰雄旧アトリエ、東京都世田谷区成城2-38-16)
現地集合解散
講師:髙山なおき(髙山辰雄孫、アトリエ第Q藝術チーフマネージャー)
定員: 30名(申込先着順)/参加費:無料
申込:当館HPの申込フォームより
※5月2日(水) 10:00より申込受付(定員に達し次第、受付終了)

■東儀秀樹トーク&ミニ・コンサート「聖家族」
髙山作品から生まれた楽曲を演奏していただきます。
日時:5月27日(日) 14:00-15:00(受付13:30より)
場所:講堂
出演:東儀秀樹(雅楽師)
定員: 140名伸込先着順)/入場無料
申込:当館HPの申込フォームより
※ 4月27日(金) 10:00より申込受付(定員に達し次第、受付終了)

■100円ワークショップ
どなたでもその場で参加できる工作など。
日時:会期中の毎週土曜日13:00-15:00(随時受付)
場所:地下創作室/参加費: 1回100円
展示替え情報
◆作品保護のため、前期・後期で大幅な展示替えを行います。 ◆一部の作品は上記以外に展示替えを行います。詳細はホームページをご覧ください。
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00188
会場住所
〒157-0075
東京都世田谷区砧公園1-2
交通案内
● 東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分、または美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
● 小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
● 小田急線「千歳船橋」駅から田園調布駅行バス「美術館入口」下車徒歩5分
● 美術館専用駐車場(60台、無料):東名高速道路高架下、厚木方面側道400m先。美術館まで徒歩5分
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都世田谷区砧公園1-2
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索