一九九三年七月に開館した岩手町立石神の丘美術館は、二〇一八年に開館二十五周年を迎えます。
屋外彫刻美術館として開館した当館ですが、同時に開館した展示館、新展示館、リニューアル後の現在の展示室では、さまざまな展覧会を開催してきました。展覧会は美術作品を紹介するものに限らず、地域の歴史や暮らし等に着目し、博物的な事柄を紹介することにも積極的に取り組んでいます。開館二十五周年を迎える今、これまでの展覧会でとりあげてきた岩手町の歴史・文化を資料や作品を通じて改めて振り返ります。
岩手町のこれまでとこれからを多くの方にご覧いただける機会となれば幸いです。