タイトル等
特別展
フランス 宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年
永遠のパリ。
会場
大阪市立東洋陶磁美術館
会期
2018-04-07~2018-07-16
休催日
月曜日(4月30日、7月16日は開館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般1200円(1000)、高大生700円(600)
※( )内は20名以上の団体料金※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(証明書等提示)
主催者
大阪市立東洋陶磁美術館、朝日新聞社
協賛・協力等
◎企画:セーヴル陶磁都市◎協賛:大日本印刷◎協力:日本航空、日本通運◎後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
概要
ヨーロッパで磁器への憧れが大いに高まった18世紀、フランスでは1740年にパリ東端のヴァンセンヌに軟質磁器工房が生まれました。強大な権力を誇る国王ルイ15世の庇護を受けて、パリとヴェルサイユの間に位置するセーヴルへと移転した製作所は、王立の磁器製作所となり1769年には硬質磁器の開発に成功します。セーヴルは、フランソワ・ブーシェなどの宮廷に愛された画家や彫刻家を招き、また最新の博物学を反映した、知的で洗練されたデザインを生み出してゆきます。ルイ15世の寵妃ポンパドゥール侯爵夫人や、ルイ16世とその王妃マリー・アントワネットに多くの作品を納めたほか、外交上の贈り物としても用いられ、ロシア皇帝エカテリーナ2世をはじめとした王侯貴族を魅了しました。フランス革命の混乱を経てナポレオンが台頭すると、セーヴルは新古典主義の作品を製作します。19世紀半ばからの万国博覧会の時代には、流行の様式を代表する室内装飾家を起用して、テーブル・ウェアという範疇にとどまらせない作品へ展開しました。日本との交流では、20世紀初頭に外国人作家として初めて、沼田一雅が型の制作に携わったのは特筆すべきことでしょう。こうした芸術家とのコラボレーションは、ピエール・スーラージュや草間彌生などと、伝統的なテーブル・ウェアの製作と併せて現代も精力的に行われているのです。本展では、フランス宮廷により育まれ、時代と共に変化し続けてきた300年に及ぶ製作所の活動を物語る、セーヴル磁器都市の収蔵作品約130件をご紹介いたします。
イベント情報
記念対談
森口邦彦氏(人間国宝)×出川哲郎(当館館長)
森口邦彦氏(1941年~)は京都市出身の染織家。
1963年にパリ国立高等装飾美術学校に留学し、グラフィック・デザインを学ぶ。
帰国後、父・森口華弘氏の工房で技術を修め、2007年には重要無形文化財「友禅」保持者に認定。」2016年にセーヴルに招聘され、友禅の意匠「実り」をカップ&ソーサーにデザインした。
日時:2018年4月14日(土)
午後2時~4時(受付開始1時30分)
定員:70名 事前申込制 申込締切3月29日(木)必着
場所:大阪市立東洋磁器美術館 地下講堂
参加費:無料(ただし、本展の観覧券が必要)
※お申込方法とご注意
◎往復はがきに住所・氏名・電話番号を明記の上、東洋磁器美術館学芸課までご郵送ください(はがき1枚につき1名様有効)
◎応募者多数の場合は抽選となります。
◎お申込の際にご提出いただく住所・氏名などの個人情報は厳重に管理し、本事業の実施ならびに事務連絡以外は使用いたしません。

レクチャー
学芸員による展示解説を当館地下講堂でおこないます。
2018年4月15日(日)、28日(土)、5月19日(土)、6月9日(土)、24日(日)、7月14日(土)
いずれも午後2時から約30分間(受付開始1時45分)
定員:70名(当日先着順)
参加費:無料(ただし、本展の観覧券が必要)

※その他の詳細は決まり次第、当館ホームページ(http://www.moco.or.jp)にて随時お知らせします。
会場住所
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
交通案内
・京阪 中之島線「なにわ橋駅」 1号出口すぐ

・地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」 1号出口、
地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜駅」 26号出口
各駅から約400m 大阪市中央公会堂東側
ホームページ
http://www.moco.or.jp/
会場問合せ先
TEL.06-6223-0055
大阪府大阪市北区中之島1-1-26
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