タイトル等
黒野清宇遺墨展-かなの美-
繊細、そして美しい 一人の書家の軌跡を辿る
会場
古川美術館・分館 爲三郎記念館
会期
2018-03-17~2018-04-15
休催日
月曜日
開催時間
午前10時~午後5時
(最終入館は午後4時半)
観覧料
2館入館券 大人 1,000円 高・大学生 500円 小・中学生 300円
※古川美術館、分館爲三郎記念館共通券です。
※割引券の併用はできません。
■土曜日は小中学生入館無料
■その他、各種割引がありますので詳しくはHP、当日フロントでお確かめください。
チケットぴあ前売販売 販売期間:1月10日(水)~4月15日(日) ◎Pコード:768-781
主催者
公益財団法人古川知足会、玄之会
協賛・協力等
後援 愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、中日新聞社、公益社団法人 日本書芸院、公益社団法人 中部日本書道会、東海テレビ放送株式会社、スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
概要
黒野清宇と「かな」
2017年7月に逝去した日本のかな書を代表する黒野清宇(1930~2017)の遺墨展を、彼の主宰した《玄之会》の協力のもと、開催いたします。
黒野清宇(本名・貞夫)は豊田市に生まれ、若い頃より書家を志し、愛知学芸大学(現・愛知教育大学)在学中に《かな》に惹かれ、古筆の臨書、倣書に励みました。大会場での展覧会が行われるようになると、壁面芸術としての書が求められ、師・宮本竹逕らと一緒に《大字かな書》運動に加わり、優美で典雅なかな文字のみではない、《かな》の新たな可能性を求めていきます。そして黒野は中国の書論のみならず日本の書論から《かな》の真髄と書法を研究し、更には現代的な意義を確立し、かな書ならではの文字と文字のつながり、流麗で柔らかな線、墨の濃淡の妙等、独自の書の境地を切り拓いたのです。
日展・日本書芸院展を中心に活躍し、愛知県芸術文化選奨文化賞、日展文部科学大臣賞等、受賞を重ね、第61回日本芸術院賞を受賞しました。同時に母校・愛知教育大学の教授として後進の育成、かな書の普及発展に大きな功績を残しました。

書に生きたその軌跡をたどる
本展では、晩年、黒野が特に熱心に研究した万葉集の「貧窮問答歌」を中心に、彼の書の原点ともいえる平安時代の散らし書きの伝統を汲んだ優美で繊細な書、また若いころの柔和で美しいかなの帖、よみやすい現代的な放ち書きで日々の想いを綴った書、さらに蒐集・愛用した文房四宝なども展示し、さまざまな黒野清宇の世界を展覧いたします。また、分館爲三郎記念館では黒野の作品と共に、玄之会会員の作品も展示し、黒野につづく門下の作品も併せて紹介します。かなの美、書に生きた黒野清宇の軌跡をお楽しみください。
イベント情報
★イベントはお電話・フロントにてお申し込みください。
玄之会の書家による作品解説 予約不要
故・黒野清宇主宰のかな書研究会《玄之会》の書家が作品の見所などを解説いたします。
日 時|3月17日(土)・24日(土)・31日(土)・4月7日(土)・14日(土) 各日13:30~(1時間程度)
参加費|無料(別途入館券必要)
場 所|古川美術館→分館 爲三郎記念館

学芸員によるギャラリートーク 予約不要
展示にそって作品を解説します。
日 時|3月21日(水・祝)・4月1日(日) 各日14:00~(1時間程度)
参加費|無料(別途入館券必要)
場 所|古川美術館

武者人形の絵付けに挑戦しよう!! 要予約
素焼きの三河土人形にポスターカラーで色を付けて、オリジナルの加藤清正 虎退治を作りましょう。
日 時|4月8日(日)
〈午前の部〉10:00~12:30
〈午後の部〉13:30~16:00
講 師|髙山君子・髙山奈々代(三河人形士)
定 員|各回16名(先着順)
参加費|2,700円(別途入館券必要)
場 所|古川美術館 3階会議室

桜の間茶席 要予約
花盛りの季節、爲三郎記念館の桜の間に茶席を設けます。田村能里子の天井画《季の嵐》と丸窓から竹林を眺めながら、美味しい和菓子と抹茶をお楽しみください。流派不問、お気軽にご参加ください。
日 時|4月12日(木)
〈1席目〉10:15~ 〈2席目〉10:50~ 〈3席目〉11:25~ 〈4席目〉13:00~ 〈5席目〉13:35~
〈6席目〉14:10~ 〈7席目〉14:45~ ※12:00~12:55は休席
定 員|各席8名(事前予約)
参加費|800円(別途入館券必要) 場 所|分館 爲三郎記念館 桜の間
ホームページ
http://www.furukawa-museum.or.jp/show_exhibit?time_seq=1
展覧会問合せ先
ご予約など、お問い合わせは古川美術館までお電話ください。
TEL052(763)1991 FAX052(763)1992
会場住所
〒464-0066
愛知県名古屋市千種区池下町2丁目50番地
交通案内
【電車ご利用の場合】
地下鉄東山線 池下駅1番出口より東へ徒歩3分
地下鉄東山線 覚王山駅1番出口より西へ徒歩5分

【市バスご利用の場合】池下下車
(金山より)金山11系統/(大森車庫より)幹砂田1系統/(猪高車庫より)池下11系統/(猪子石団地より)茶屋12系統
ホームページ
https://www.furukawa-museum.or.jp/
愛知県名古屋市千種区池下町2丁目50番地
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索