タイトル等
壁画80年 コレクション公開50年
平野政吉の夢
会場
秋田県立美術館
3階ギャラリー
会期
2017-04-22~2017-07-06
休催日
※会期中無休
開催時間
午前10時~午後6時
(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一般310(250)円/大学生210(170)円/シニア(70歳以上)280円/高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
概要
秋田市の資産家・平野政吉が長年にわたり収集した美術品は、1960年代後半から、東京をはじめ日本各地を巡回しました。この公開により、平野政吉コレクションが全国的に注目されるようになり、秋田県内では、そのコレクションを展観する美術館を建てようという機運が高まります。秋田市の千秋公園の一画に、国費と県費、平野の出資、それに一般からの寄付金も加えて美術館が建設され、1967(昭和42)年5月5日に開館します。この秋田県立美術館は、平野の収集品、とくに藤田嗣治の作品が常設展示されている美術館として全国的に知られ、県民にも親しまれてきました。2013年(平成25)年には現在の建物に移転しますが、本年で開館50周年を迎えます。
また、本年は、藤田が1937 (昭和12)年に壁画《秋田の行事》を完成させてから80周年にもあたります。この作品は秋田に建設が予定されていた藤田美術館の壁を飾るために描かれた壁画です。壁画制作のために来県した藤田から、平野はゴヤ『闘牛技』や南米の宗教画を入手しました。以降、平野は西洋美術にも目を向け、平野の夢は世界の美術を網羅する美術館の建設へと広がります。その後、30年の時を経て、平野の夢見た美術館が秋田県立美術館として開館したのです。
本展では、平野の夢の軌跡を、藤田との交流を物語る資料、収集した絵画、平野家に遺された写真等で辿り、平野の功績と平野政吉コレクションの意義を検証します。
イベント情報
美術館教室「米蔵の照度体験ナイトミュージアム」
講師:込山敦司氏(秋田県立大学准教授)
会場:秋田県立美術館1Fレクチャールーム、2階大壁画ギャラリー
日時:5月14日(日)午後6時~午後7時30分
※定員30名。参加無料。事前申込が必要です。

美術館教室「《秋田の行事》の商人町・外町を歩く」
講師:当館学芸員
会場:秋田県立美術館1Fレクチャールーム、秋田市大町
日時:6月25日(日)午後1時~午後2時30分
※定員20名。参加無料。事前申込が必要です。

学芸員によるギャラリートーク
4月22日(土)、5月20日(土)、6月17日(土)
各日午後2時~午後2時30分
※事前申込不要。観覧券または年間パスポートが必要です。
ホームページ
http://www.akita-museum-of-art.jp/event/show_detail.php?serial_no=188
会場住所
〒010-0001
秋田県秋田市中通1丁目4-2
交通案内
[鉄道]秋田新幹線:東京-秋田 3時間37分(最速)秋田駅西口からタクシー約2分 または 徒歩約10分
[空路]羽田-秋田1時間、空港リムジンバス約40分
[自動車]秋田自動車道・秋田中央I.C.から約10分(中央街区ランプ出口)
エリアなかいち駐車場(500台収容24時間・有料)
ホームページ
http://www.akita-museum-of-art.jp/index.htm
秋田県秋田市中通1丁目4-2
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