タイトル等
国連少年展
会場
水戸芸術館現代美術センター
会期
2003-03-23~2003-06-08
休催日
月曜日。ただし5月5日(月・祝)開館。翌5月6日(火)休館
開催時間
9:30~18:00(入場は17:30まで)
観覧料
一般800円、前売・団体(20名以上)600円。中学生以下・65歳以上・各種障害者手帳をお持ちの方は無料。
概要
2001年横浜トリエンナーレに「インセクトワールド」のコンセプトを提示し、巨大飛蝗との格闘を続けていた椿昇は、同年秋世界を震撼させた9.11の衝撃を始まりとする新しいプロジェクト「UNAPPLICATION PROJECT」を構想しました。このプロジェクトは、世界の平和秩序を維持するための恒久的平和軍を持つ国際連合(United Nations)の頭文字であるUNを掲げたもので、教育家でありアーティストである椿昇が「平和であること」「平和を維持すること」の意味を問うことをメッセージするものです。
本展は、このプロジェクトを展覧会として展開する第一回目の試みとなります。会場は、高さ5メートルのビッグ・テディー・ベアが鎮座する試射室、地雷を探索するオリジナルロボット7号機「ペンタ」のプロモーション・ルーム、岩場の言葉の教室、さらに兵器陳列室とオリジナル軍服陳列室などが、企画構成を担当した椿昇らしいポップで親しみ易い表現に充ちた展示物によって構成されます。

また、建築家今村創平が「何でも入れられる器」ホワイトキューブの原点ともいえる第一回万国博覧会会場であった巨大温室クリスタルパレスから9.11の標的となったワールドトレードセンターまでつながる空間の歴史を、建築的に読み解く視点で、会場内の空間設計を試みます。

加えて、椿昇は本展準備に当たり、若きクリエーター達のユニット「椿組」を組織し、彼らのアイデアを適宜採用するコラボレーション方式を採用する新しい展覧会構成の方式を試みます。

本展「国連少年」は、平和を維持するためにこそ、さまざまな意見者との継続的なコミュニケーションが不可欠であることを視覚体験できる空間へとギャラリー内を構造化することを目指した展覧会として開催するものです。会期中には、講座やワークショップを開催し、「飛蝗」の特別展示も行います。
ホームページ
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html
展覧会問合せ先
Tel. 029-227-8111 / Fax. 029-227-8110
会場住所
〒310-0063
茨城県水戸市五軒町1-6-8
交通案内
JR 及び 路線バス
上野駅(※)から 水戸駅まで、常磐線特急『ひたち』『ときわ』及び各駅停車が約30分毎に運行しています。乗車時間は特急で約65~80分、各駅停車で約130分です。

水戸駅からは、バスをご利用になると便利です。「北口バスターミナル4~7番のりば」から乗車し、「泉町1丁目」下車。乗車時間は約10分です。降車後バスの進行方向に進み、すぐの交差点で大通り(国道50号)を渡り、そのまま路地を直進してください。徒歩2分ほどで到着します。

※2015年3月のダイヤ改正により、幾つかの時間帯において常磐線の運行が延長され、品川駅発着(東京駅経由)の便が追加されています。


お車
常磐自動車道 水戸ICより 国道50号線を水戸市街地方面へ 約20分。

水戸ICを下りた道路が国道50号線です。そのまま市街地方面にお進みください。
しばらく進みますと、バイパスと本道と分かれていますが、そのまま下の道路(本道)をお進みください。道なりに15分ほどで水戸の市街地に入ります。
市街地の中の交差点、「南町3丁目」で左折をしてください。(左手にみずほ銀行がございます。) そこから「2つ目の信号」でまた左折をしてください。
そこから信号ひとつ過ぎたところで芸術館の地下駐車場のマークが見えてまいります。


高速バス
東京駅 八重洲南口バスターミナルのりばから 「常磐高速バス(赤塚又は茨大ルート) 水戸駅行き」で約100分、泉町1丁目下車、徒歩2分。
ホームページ
https://www.arttowermito.or.jp/
茨城県水戸市五軒町1-6-8
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