高岡ゆかりの工芸作品(金工・漆芸・陶芸・木工・染織)を展示します。
地域の工芸の優れた技と創意の歴史をご覧ください。
金工
迫力ある地域ゆかりの輸出工芸(明治時代)と、20世紀以降、日展・日本伝統工芸展に出品された作品を中心に構成します。
漆芸
幕末明治の存星、勇助塗から錆絵、彫刻塗、青貝塗の各種の技の展開をご覧いただきます。勇助塗や錆絵の茶棚全8件を展示します。
木工
加藤芳山と長谷部冨山の活躍が顕著です。冨山(ふざん)は日本伝統工芸展で活躍し、富山県初の日本工芸会正会員となりました。
陶芸
黒田焼、一峰焼と、現代にも続く古府焼の作品を展示します。ゆかりの陶芸作家として、帝展で活躍した内島北朗や、富山県工芸学校長・富山県工業試験場長を務めた浅野廉が著名です。
染織
藩政期には高岡染、大正・昭和には高岡捺染の伝統産業が栄えました。帝展・日展で活躍した般若侑弘は高岡生まれです。