埼玉県出身の2人の画家、相原求一朗(川越市出身・1918~99)と高橋久雄(両神村出身・フランス・オータン市在住1936~)を紹介します。
相原求一朗は、風景画で知られる油彩画家です。フランスおよび北海道の厳しい自然を描いた一連の作品があり、本展では「道」をキーワードにして代表作を紹介します。高橋久雄は、フランス中世壁画修復の第一人者で、その功績によりフランス政府から勲章を受け、あわせて独自のフレスコ画を制作しています。これまで日本で公開されたことのないロマネスク美術の絵画遺産の紹介という意味でも貴重です。