ポール・デマリニスは1970年初頭からエレクトロニック・メディア・アーティストとして活動。
数多くのパフォーマンス作品、音響およびコンピュータ設備、インタラクティブな作品を生み出してきた。コンピュータを使用して作品を制作した最初期のアーティストの1人。
最近の作品では、人間のコミュニケーションと技術の重複領域を扱っている。主なインスタレーションには、光とコンピュータの相互作用を利用しレーザーを使って古代の蓄音記録をスキャンすることによって新しい音を作り出す「The Edison Effect」や、肉体と電気の相互作用を利用して音楽を作り出す「Gray Matter」、音楽や言語の音を創り出すために火や水を使った「RainDance」や「Firebirds」など。