「山」と言われて、皆さんは何という山を思い浮かべるでしょうか?
毎日、目にする景色のなかにある「山」。実際に登ったことのある「山」。ひとりひとりが持っている「山」のイメージを、作家たちは版画を介して表現しています。
今展では、収蔵品の大正時代か昭和初期の創作版画コレクション(小林朝治旧蔵)より、山を描いた作品を特集します。 初めて噴煙をあげる浅間山を見て、山の作品を描いた畦地梅太郎や、浅間山の生命力に感動して作品にした平塚運一。自らも登山愛好家であった山口進など、信州の山々を描いた作家作品を展示します。