タイトル等
旅人のまなざし
長南一夫 展
会場
常陽藝文センター
藝文ギャラリー
会期
2017-10-04~2017-11-26
前期:平成29年10月4日(水) ~10月29日(日) 後期:平成29年11月1日(水)~11月26日(日)
休催日
毎週月曜日は休館
開催時間
AM10:00~PM5:45
観覧料
入場無料
主催者
公益財団法人常陽藝文センター
概要
公益財団法人常陽藝文センターでは郷土作家展シリーズ第250回として、「旅人のまなざし 長南一夫展」を開催いたします。
阿見町に生まれ育った洋画家・長南一夫は、20代半ばの頃に訪れた展覧会に感銘を受けたことから絵を描きたいと思うようになりました。絵具を厚く盛り上げた重厚な作風で知られる故森田茂(日本芸術院会員、文化勲章受章)に師事し、東光展や日展を中心に作品を発表しました。
主に風景画を描いた長南は、水門のある水郷風景を好んでモチーフにしました。水門を挟んだ空と水面の色の揺らぎを、同じような構図で繰り返し描いていますが、水の匂い、風の温度、陽射しの強さなど作品から感じられる印象は、自然の移り変わりそのままにひとつとして同じものはありません。
また都心や海外に取材して描いた街並みの風景作品は、密集した構図が多く、混沌とした色彩の中に、窓や屋根の形がおぼろげに浮かび上がります。人物が描かれることは少なく、描かれていたとしても顔立ちや表情はわかりません。しかしさまざまな色と筆致を重ねた画面からは、生活の気配やざわめき、時にはその街が背負う歴史までもが伝わってくるようです。
輪郭がはっきりせず、色面で構成されている作品は一見すると抽象画のようでもあります。「風景画では空気の存在を感じさせることが大切」と語ったという長南は、その場所を訪れた際に感じた印象、さらには自の心象を描き出そうとしたといえるでしょう。
今展では日展と東光展への出品作の中から優品16点を二期に分け、前期は水郷など自然を主にした作品を、後期は国内外の街並みを描いた作品を展示します。 公益財団法人常陽藝文センター
ホームページ
http://www.joyogeibun.or.jp/tenji/index.html
会場住所
〒310-0011
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
交通案内
水戸駅北口より徒歩8分
常磐自動車道水戸ICより約20分
北関東自動車道茨城町東ICより約18分
ホームページ
http://www.joyogeibun.or.jp/
茨城県水戸市三の丸1-5-18 常陽郷土会館内
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