花鳥画、人物画、挿絵などさまざまなジャンルの作品制作を行う、小布施出身の日本画家、中島千波(1945~)。
中島千波が47歳の時に開館した町立美術館、「おぶせミュージアム・中島千波館」は、平成29年で開館して25年を迎えます。これを記念して本展では、サブタイトルを「美術館がやってきた!」とし、全国各地に所蔵されている中島千波の作品の中から選りすぐりの作品をお借りし、一挙に公開いたします。これだけの作品を一堂に集めて展示することは記念展としてふさわしく、またとない機会となることは間違いないでしょう。おなじみの桜の屏風作品や国内外の独立峰を描いた作品、初期の人物画のほか、一風変わった珍しい作品など、多彩な画家の姿を追います。見応えのある作品の数々を、ぜひご覧ください。