タイトル等
並河靖之 七宝
明治七宝の誘惑―透明な黒の感性
会場
伊丹市立美術館
会期
2017-09-09~2017-10-22
休催日
月曜日(ただし9月18日・10月9日は開館、各翌日は振替休館)
開催時間
午前10時~午後6時
(入館は午後5時半まで)
観覧料
一般¥700(¥600) 大高生¥350(¥250) 中小生¥150(¥100)
※( )内は20名以上の団体割引
※兵庫県内の小中学生はココロンカード呈示にて無料
※4市1町在住(伊丹市・川西市・宝塚市・三田市・猪名川町)の高齢者割引有(平日60歳以上、土日祝65歳以上)
主催者
伊丹市立美術館[公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団/伊丹市]、毎日新聞社
協賛・協力等
共催:伊丹市教育委員会
後援:NHK神戸放送局、神戸新聞社
協賛:岡村印刷工業
概要
明治時代、輸出用美術工芸として人気を博した七宝。並河靖之(なみかわ・やすゆき、1845―1927)は、その中でも繊細な有線七宝により頂点を極めた七宝家です。没後90年を記念する本展は、初期から晩年までの作品を一堂に会する、初めての回顧展です。
京都の武家に生霊れた靖之は、久邇宮朝彦親王に仕えたのち、明治維新後に七宝業に取り組み始めます。知識や資材が無い中、試行錯誤して技術・意匠の改良を進め、やがて内外の博覧会で成功を収めます。工房には外国からの文化人が多数訪れ、“京都並河”ブランドは新聞や雑誌を通して海外へと紹介されました。明治29年(1896)には帝室技芸員となり、当代一流の工芸家としての地位を確立します。大正期に入ると七宝業全体の生産額が落ち込み、並河も工房を閉鎖、その名は次第に忘れ去られて行きました。
しかし近年、明治工芸への関心の高まりに伴い再び注目が集まっています。細密な植線、豊かな色彩、四季折々の花鳥風月、そして研ぎ澄まされた透明な黒い釉薬―。類まれな技術のみに留まらず、洗練された感性に基づき制作された七宝は、100年以上の時を経てなお光を放ち、人々を魅了します。本展では、国内の七宝作品に加え、下絵等の関連資料を通して、その全容を明らかにします。
イベント情報
ギャラリートーク
9/9(土)14:00
講師:大木香奈(東京都庭園美術館学芸員)
聴講無料・要当日観覧券・申込不要

ワークショップ
「身につける七宝づくり」
9/18(月・祝)1回目:10:30~12:30頃 2回目:14:00~16:00頃
講師:近藤健一(七宝作家)
定員:各回10名、計20名(中学生以上)
要事前申込(お電話072-772-7447にてお申込ください/先着順)
参加料3,500円(当日観覧券含む)
ホームページ
http://artmuseum-itami.jp/itami.jp/jp/category/exhibition/current_exhibition/
会場住所
〒664-0895
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
交通案内
阪急伊丹駅より徒歩北東へ約9分/JR伊丹駅より徒歩北西へ約6分/阪急バス伊丹中央停留所より徒歩北へ約3分
ホームページ
https://itami-im.jp/
兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20
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