タイトル等
鹿島茂コレクション フランス絵本の世界
―KawaiiとB.D.(バンド・デシネ)の起源
会場
群馬県立館林美術館
会期
2017-09-23~2017-12-24
休催日
月曜日(ただし10月9日は開館)、10月10日(火) 第41回県民芸術祭参加
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 820(650)円、大高生 410(320)円
*( ) 内は20名以上の団体割引料金
*中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料。
*10月28日(土)群馬県民の日は無料
主催者
主催:群馬県立館林美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
協賛:ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網
後援:在日フランス大使館/アンスティチェ・フランセ
協力:ノエマ、(一社)群馬日仏協会
概要
フランス文学者の鹿島茂氏の所蔵する膨大な数の西洋古書・版画より、これまで秘蔵されてきたフランスの絵本コレクションを初公開する展覧会です。
フランスにおいて子どものための本が発達するのは19世紀半ばです。その立役者となる編集・出版者のエッツェルは、作家や画家の才能を発掘し、ジュール・ヴェルヌの「驚異の旅」シリーズ、ギュスターヴ・ドレの『ペロー童話集』など、児童書の傑作を世に送り出しました。エッツェルはまた、スタールの筆名で自らも執筆、お気に入りの画家ロレンツ・フルリックに多く絵を描かせました。鹿島氏のエッツェル・コレクションは、フルリックが愛らしい子どもたちの姿を描いた「リリちゃん」シリーズが特に充実したものとなっています。
世紀の変わり目は、絵本の世界にも変化がもたらされます。豊かな色彩の挿絵が主役となっていく世紀末、モーリス・ブテ・ド・モンヴェルは、端正で洗練された美しい絵本を創りました。20世紀に入ると、風刺雑誌で頭角を現したイラストレーターの中から、アンドレ・エレがフランス絵本に斬新でモダンな風を吹き込む一方、バンジャマン・ラビエは、人間の顔をした動物たちを躍動させ、漫画(バンド・デシネ=B.D.)とアニメーションへの道を開きました。
さらに本展では、1930年代に生まれ、今日まで愛され続ける「ぞうのババール」シリーズや、ロシア出身のナタリー・パランが手がけた「ペール・カストール文庫」の造形的な遊び絵本への展開も紹介します。鹿島氏の豊富なコレクションが一堂に会する本展は、フランス絵本の黄金時代を辿るとともに、今日の目にもかわいらしく愛らしい絵本の数々をご覧頂けるまたとない機会となることでしょう。
イベント情報
会期中のイベント
*記載のないものは申込不要、無料
*詳細はHPをご覧頂くか、直接お問い合わせ下さい
●鹿島茂 記念講演会
「フランスの絵本-. KawaiiとB.D. (バンド・デシネ)の起源」[要申込]
10月29日(日) 14:00 ~ 15:30 会場:講堂 *往復葉書にて申込・抽選130名
講師:鹿島茂(明治大学教授、フランス文学者)
●子どもと大人でたのしむフランスの絵本と音楽
11月12日(日) 14:00~15:30 (途中休憩あり) 会場:講堂
第1部 14:00~「フランス絵本の読み聞かせ」
講師:亀山クレール 協力:にじの会
第2部 14:45~「フランスの童謡とドビュッシーの『おもちゃ箱』」
出演:アンヌ=ソフィー・ロワイエ(歌)、澤田まゆみ(ピアノ)
協力:ピアノプラザ群馬
●学芸員による作品解説会[要観覧料]
10月14日(土)、 11月16日(木), 26日(日) 各日14:00~14:40
●たてび☆びじゅつ部「フランスの切り絵をつくろう」
11月19日(日)、12月2日(土) 13:30~15:30
●たてび☆キッズウォーク
10月21日(土). 11月18日(土)、12月16日(土)
各日13:00~16:00(開催時間中の自由参加)
*キッズウォークは小中学生対象、参加記念品つき
●ポンポン・ツアー
11月5日(日)14:00~14:30 *参加記念品つき
会場住所
〒374-0076
群馬県館林市日向町2003
交通案内
○ 車:
東北自動車道 館林I.C.から 約9km
北関東自動車道 太田桐生I.C.から 約15km
○ 電車:
東武伊勢崎線 多々良駅から 約1.2km (徒歩20分)
東武伊勢崎線 館林駅から 約4km (東口からタクシー10分)
○ バス:
館林駅前(東口)から 多々良巡回線バス、往路30分、復路15分。
バス停「県立館林美術館前」から すぐ、または
バス停「西高根町」から 徒歩15分。

[東京都内からのご案内]
○ 浅草駅 (東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線) または 北千住駅(JR常磐線、東京メトロ日比谷線・千代田線・半蔵門線、つくばエクスプレス)から 東武スカイツリーライン・伊勢崎線をご利用ください。特急「りょうもう」の場合、浅草駅(北千住経由)~館林駅の所要時間は約60分。
○ JR宇都宮線ご利用の場合は、久喜駅で東武伊勢崎線に乗り換え。久喜駅~館林駅の所要時間は約30分です。
ホームページ
https://www.gmat.pref.gunma.jp/
会場問合せ先
0276-72-8188
群馬県館林市日向町2003
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索