タイトル等
「見える」風景 「見えない」風景―3つの展覧会
小野木学/小野具定/明治から現代の風景画
会場
練馬区立美術館
会期
2003-02-22~2003-03-30
休催日
月曜日
開催時間
10:00~18:00(入館は17:30まで)
観覧料
一般 200円
高大生・65~74歳 100円
小中生・75歳以上 無料
主催者
練馬区立美術館
概要
私たちは風景と向き合うとき、そこに何を見ているのでしょうか-。
古くから画家たちは風景を描いてきました。理想的な風景や身近な風景、また詩情あふれる田園風景や都市風景などをテーマに、画家たちは多くの作品を残しています。特に自然を愛し、親近感を抱いている中国や日本では、自然の景色を描いた山水画は、人物画・花鳥画とともに主要な絵画部門として、描きつがれてきたのです。
これに対して西洋では、ルネサンス以降初めて独立した風景画が描かれるようになったといわれています。そして19世紀には外光派、印象派の画家たちが、自然の明るい輝きを画面に見事に捉えた作品を多数残しました。
今回の展覧会では、練馬区立美術館の収蔵作品から風景画を集めました。
しかし風景画といってもその表現は多彩です。科学的な観察に基づいて自然を写生した作品もありますが、作者自身の心の中の風景や、自然と人間の関わりを描こうとしたものもあります。また手法も、油彩画、水彩画、日本画と多様です。
この展覧会では、画家と風景のさまざまな関わりを、明治から現代の風景画を比較しながら鑑賞していただいた上で、独自の抽象的な風景の世界を描いた小野木学(洋画、1924-1976)と、荒涼とした北国の風景のなかに人間の光と闇を描き続けた小野具定(日本画、1914-2000)の作品をまとめて紹介いたします。
画家たちの描いた「風景」を前にして、皆さんの眼と心に立ち現れる「風景」とはどのようなものでしょうか。風景とその表現の意味を改めて見直していただく機会となれば幸いです。
ホームページ
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/
展覧会問合せ先
電話: 03-3577-1821
会場住所
〒176-0021
東京都練馬区貫井1-36-16
交通案内
【鉄道】
西武池袋線 「中村橋」駅 徒歩3分
※改札は1か所です。改札を左に出て、線路沿いの道を石神井公園駅方面に130メートル先の右側です。

都心からも意外に近い!
・池袋駅から 16分 (西武池袋線 各駅停車利用)
・渋谷駅から 約30分 (東京メトロ副都心線直通 急行利用)
・有楽町駅から 約40分 (東京メトロ有楽町線直通 各駅停車利用)
・六本木駅から 約40分 (都営大江戸線利用、練馬駅で乗換)

【バス】
関東バス 「中村橋」停留所より 徒歩5分
・阿佐ヶ谷駅北口~中村橋 【阿01】系統 終点
・荻窪駅北口~中村橋 【荻06】系統 終点
・荻窪駅北口~練馬駅 【荻07】系統 「中村橋」下車
ホームページ
https://www.neribun.or.jp/museum.html
東京都練馬区貫井1-36-16
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