色や形、線、塗り、、、ご飯を食べなくてもそんな造形要素を食べて生きていけたら素敵なのになぁという妄想から着想しました。抽象を具象が回収する-私なりに絵画史に反逆するつもりもありました。しかしクロッキー会場とアトリエ、アカデミズムと実生活、見て描く見ずに描く、具象と抽象の合間をスケッチブックと描画材を持って彷徨う中で、いったいどちらがどちらを制しているのか、そもそももうその二者は分けなくてもいいのではないか、そんな気もしてきています。描くことがあるのみ。私にとってはじめての場所神戸でこのはじめてのシリーズを発表させていただきます。よろしくお願いいたします。田中奈津子