タイトル等
群馬県立近代美術館・群馬県立館林美術館・高崎市美術館コレクションによる
ジョアン・ミロ版画展
その巨匠、スペイン生まれ―
会場
須坂版画美術館
展示室1・2
会期
2017-08-03~2017-09-24
前期:8月3日(木)~8月29日(火)
後期:9月1日(金)~9月24日(日)
休催日
水曜日、8月31日(8月16日(水)は開館)
開催時間
午前9時~午後5時
最終入館は閉館30分前まで
観覧料
300円、中学生以下無料
20名以上の団体は2割引
主催者
一般財団法人須坂市文化振興事業団、須坂版画美術館
協賛・協力等
[協力] 群馬県立近代美術館、群馬県立館林美術館、高崎市美術館
[後援] 信濃毎日新聞社、SBC信越放送、NBS長野放送、TSBテレビ信州、abn長野朝日放送、FM長野、 須坂新聞社、STV須高ケーブルテレビ、長野市民新聞社、週刊長野新聞社、須坂市、須坂市教育委員会
概要
ミロは版画という表現方法が好きだった。版画を作り、それをポスターにすれば、広く大衆のもとに作品を届けることができたからである。

19世紀から20世紀にかけて、スペインでは偉大な画家が続けざまに誕生しました。まずパブロ・ピカソ、続いてジョアン・ミロ、少し遅れてサルバドール・ダリの3人。ただし、この中で最後までスペインにこだわり続けたのはミロのみでした。ミロが70年にわたる画業の中で展開した豊かな世界は、それこそスペインを抜きに語ることはできません。ミロの作品に登場する主人公たち、太陽や月や星、あるいは鳥や女、これらはスペインの大地や風、空から産声を上げたかのようです。それらのモチーフを独自の抽象的な要素に変換して表現し、鮮やかな色彩と奔放な線で生命の讃歌を詩的に作り出しました。
ダダやシュルレアリスムの影響を受けながら、絵画で様々な手法を試すとともに、作品制作は絵画だけに留まらずリトグラフや陶器、彫刻、巨大なモニュメント、壁画などのあらゆる手段を用いて自分のイメージを表現しています。
その中でもミロは生涯にわたって版画技法の実験と探求を続け、特に興味深い創造の分野として版画を位置づけていました。35歳のときに本格的に版画作品を手掛けて以来、発表されたその作品は2,000点を超え、それぞれの版表現の領域で、独自の造形世界を繰り広げています。
本展では、群馬県立近代美術館、群馬県立館林美術館、高崎市美術館コレクションより、ミロの貴重な版画作品をご紹介します。自由な画風と心躍る配色、ミロの版画世界をお楽しみください。
イベント情報
ミュージアムコンサート
メセナの風vol.140「ジョアン・ミロ版画展」開催記念~スペインの風コンサート~
スペイン出身で、幼少期をカタルーニャ地方バルセロナで過ごしたミロの展覧会に合わせ、スペイン音楽を中心に演奏します。
日時/8月11日(金・祝)午後2時~
会場/版画美術館エントランスホール
出演/宮澤等(チェロ)・中根康美(ギター)
曲目/ファリャ:「7つのスペイン民謡」より
カザルス編:鳥の歌
タレガ:アルハンブラの思い出 ほか
※ご鑑賞には入館券(300円)が必要となります。申込み不要。

ワークショップ
子どもワークショップ①「傘に絵かこう」
ビニール傘に絵の具をつかって自分だけのオリジナル傘をつくろう!
日時/8月5日(土)午前10時~正午
会場/版画美術館アトリエ
対象/中学生以下15人
参加費/1,000円
申込/7月22日(土)9:00~お電話にて受付開始(先着順)

子どもワークショップ②「スチレン版画をつくってみよう」
スチレンボードにいろんな線をぐにゃぐにゃ・・・どんな形ができるかな?
日時/9月9日(土)午後2時~4時
会場/版画美術館アトリエ
対象/中学生以下15人
参加費/1,000円
申込/8月26日(土)9:00~お電話にて受付開始(先着順)

※ワークショップは事前予約制となります。申込み開始日よりお電話にて受付。
※参加費には入館料は含まれておりません。高校生以上の方は別途入館料が必要となります。
会場住所
〒382-0087
長野県須坂市野辺1386-8 (須坂アートパーク内)
交通案内
● 上信越自動車道 須坂長野東ICから 車で5km (約8分)
● JR「長野駅」から 長野電鉄特急15分 「須坂駅」下車。 タクシーで約8分
● 長野電鉄 須坂駅から 市民バス
<仙仁線>乗車約10分 「アートパーク入口」下車 徒歩約3分
<米子線>乗車約7分 「県民グランド」下車 徒歩約10分
ホームページ
https://www.culture-suzaka.or.jp/hanga/
長野県須坂市野辺1386-8 (須坂アートパーク内)
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