タイトル等
菱田春草展
日本画の理想をもとめて 名作《落葉》の謎にせまる
会場
愛知県美術館
会期
2003-04-11~2003-05-18
休催日
月曜日ただし5月5日は開館、5月6日は休館
開催時間
午前10時から午後6時、金曜日は午後8時まで(入場は閉館30分前まで)
観覧料
一般1,000(800)、高校・大学生700(500)、小・中学生400(200)円、()内は前売り及び20名以上の団体料金。身体等に障害のある方と付き添いの方に割引制度あり、手帳をご持参の上窓口でお問い合わせください
主催者
愛知県美術館/中日新聞社/東海テレビ放送
概要
菱田春草(1874-1911)は、明治期後半に盟友、横山大観とともに日本画の理想を求めて制作した画家として知られています。彼は東京美術学校在学中から傑出した創作力をあらわし、卒業後程なくして母校で教鞭をとるようになりました。そして岡倉天心や橋本雅邦が中心となって創立した日本美術院に参加し、横山大観らとともに新しい日本画表現の可能性に挑戦して、ついに伝統絵画の線描を捨て、色のぼかしの効果をいかしたいわゆる「朦朧体」の表現を試みるようになりました。この試みは当時の美術界ではほとんど理解されることもなく、彼らは不遇の時期を過ごさねばなりませんでした。しかし、そのなかで春草はみずから朦朧体の限界を克服するなかで、まさに近代の日本画と呼ぶにふさわしい絵画を完成させていきました。《賢首菩薩》《落葉》《黒き猫》などは、彼が日本画の理想を追究するなかで生み出した不朽の名作ということができます。
この展覧会では、36歳で若くしてその生涯を閉じた菱田春草の初期から晩年までの制作をその代表作によって紹介します。特に春草が目の病と闘いながら制作を続けた不朽の名作《落葉》については、今回5点の《落葉》を展示し、それぞれの作品に込められた春草の制作の秘密にせまります。
ホームページ
http://www.aac.pref.aichi.jp/
展覧会問合せ先
TEL:052-971-5516
会場住所
〒461-8525
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
交通案内
地下鉄東山線、名城線栄駅、名鉄瀬戸線栄町駅下車、オアシス21連絡通路経由徒歩3分
ホームページ
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
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