近代美術の名品として、ドガ「マネとマネ夫人像」、モネ「睡蓮、柳の反影」、ルノワール「麦わら帽子を被った女」などを紹介します。
また、アメリカのコンセプチュアル・アートの草創期を代表する美術作家メル・ボクナーの48点の写真による「36枚の写真と12枚の図式」の他、ニューヨークに住む日本人写真家杉浦邦絵が動物や花などのモチーフを使って撮ったフォトグラムの作品6点を初公開します。また『福・北美術往来展』で展示室天井までの高さにモニターを積み上げてヴィデオインスタレーションした鈴木淳のDVD作品「だけなんなん?」21本を常時上映します。
テーマ・コーナーでは、北九州市内で活動する若手アーチストの作品発表の場を新設。その第1弾となる今回は、八幡東区にある現代アートセンターCCA北九州に在籍するスコットランド、イギリス、日本のアーチストによる展示『Up Her Sleeve-密なるもの』です。キャズ・マッキンティー(スコットランド)、ナオミ・ウエスト(イギリス)、篠はづき(東京)、深谷ナオ(愛知)の4人によるさまざまな世界を覗き見しに来てはいかがでしょう?(テーマ・コーナーは4/6までで展示替えを行います。)