タイトル等
生誕120年東郷青児展
抒情と美のひみつ
会場
ふくやま美術館
会期
2017-07-08~2017-09-03
休催日
月曜日 *7/17(月・祝)、8/14(月)は開館、7/18日(火)は休館
開催時間
9:30~17:00
*8/25(金)、8/26(土)、9/1(金)、9/2(土)は19:00まで開館
観覧料
一般 1,000円(800円) 高校生以下無料
*( ) 内は前売りまたは20名以上の団体料金
※前売り券は、ふくやま美術館ミュージアムショップ、JR福山駅観光案内所などで2017年7月7日(金)まで販売。
※前売り券販売所は、ふくやま美術館ホームページまたはふくやま美術館にお問い合わせください。
主催者
(公財)ふくやま芸術文化振興財団 ふくやま美術館、福山市、産経新聞社、中国新聞備後本社
協賛・協力等
後援:公益社団法人二科会 特別協力:損保ジャパン日本興亜
概要
本展は、鹿児島県出身の洋画家・東郷青児(1897-1978)の生誕120年を記念する回顧展です。

前衛画家としてその初期にイタリア未来派とも深く関わり、大正・昭和の美術をリードして大衆に親しまれた東郷は、青山学院在学中からすでに画才を発揮しました。音楽家の山田耕筰、画家の有島生馬らの知遇を受けて、1916(大正5)年、第3回二科展に《パラソルさせる女》を初出品、二科賞を受賞し華々しくデビューを飾り、1921(大正10)年フランスへ渡り、ピカソなどとも交流しました。そして、約7年間の滞欧後、帰国した東郷は、《超現実派の散歩》などシュルレアリスム風の作品を制作しましたが、その後、甘美で幻想的な女性像を描いた、いわゆる「青児美人」を確立して大衆の人気を博しました。

本展では、1920年代から1950年代までの作品を中心に、彼が30~50歳代に何を志向し、どのような活動をしたのか、制作において何を成そうとしたのかなど、人気を博した女性像にいたる表現プロセスを探るものです。藤田嗣治(1886-1968)と競作した百貨店の壁画《山の幸》、二科展出品以降初お披露目となる《扇》をはじめとする作品約60点の他、装丁本やデザイン資料など、およそ時代ごとに4章に分けて展示いたします。

当館では、2002年に開催した「東郷青児展 大正・昭和のモダニスト」からおよそ15年振り2度目の回顧展となります。1930年代以降、広く知られた「美人画」の形成過程をじっくりとご堪能いただけたらと思います。
イベント情報
関連イベント
記念講演会「青児美人ができるまで」
日 時:7月8日(土) 14:00~15:30(開場13:00)
講 師:中島啓子 (東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館主任学芸員)
会 場:ふくやま美術館2階 講義室
定 員:定員70名(当日先着順) ※聴講無料

ワークショップ
「青児風キュビスムスコープを制作して、作品を鑑賞してみよう!」
日時:7月30日(日)13:00~16:30
講師:渋谷 清(福山市立大学教授)
協力:福山市立大学教育研究交流センター
場所:ふくやま美術館2階工芸・版画室
参加費:1人 1,000円(材料代含む)
対象:小・中学生
※保護者の方の見学も可(要特別展観覧券)
定員:20名 ※申込多数の場合は抽選
応募方法:ハガキはたは市HP電子申請システムに「郵便番号」「住所」「電話番号」「名前」「年齢(学年)」を明記し下記宛先まで。
申込先:〒720-0067 福山市西町二丁目4番3号ふくやま美術館 「子ども造型教室」係
応募締切:7月16 日(日)必着

ギャラリートーク
日時:7月14日(金)、8月13日(日)、8月27日(日)
各日 14:00~15:00
会場:ふくやま美術館1階企画展示室 ※特別展観覧券が必要
講師:当館学芸員

フライデー・イブニング・ギャラリートーク
日時:8月25日(金)、9月1日(金) 各日17:30~18:30
場所:ふくやま美術館1階企画展示室 ※特別展観覧券が必要
講師:当館学芸員
ホームページ
http://togoseiji120th.jp/
会場住所
〒720-0067
広島県福山市西町2-4-3
交通案内
●JR福山駅北口から西へ約400m
●山陽自動車道「福山東I.C」から車で西へ約20分
ホームページ
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/
広島県福山市西町2-4-3
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