タイトル等
神奈川大学図書館所蔵 パリ・コミューンの諷刺画
1871年ペンと大砲の市民革命
会場
平塚市美術館
会期
2003-02-02~2003-03-30
休催日
月曜日
開催時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
観覧料
一般 500(400)円
大高生 300(240)円
中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※第2、4土曜日高校生無料
※平塚市民で身体障害者手帳、療育手帳の交付を受けた方と付添者、60歳以上は無料
主催者
平塚市美術館
概要
ナポレオン三世の第二帝政期にフランスで産業革命が進展すると、労働者は自分たちの権利に目覚め、社会に対する発言権を求めるようになりました。1871年3月28日に樹立した史上初の労働者政権パリ・コミューンは、ロシア革命をはじめ、その後の社会主義革命に大きな影響を及ぼしました。
パリ・コミューン誕生に大きな役割を果たしたのがジャーナリズムでした。19世紀の印刷技術の発達により、多種多彩な新聞が発行されたことで、人々はこれまでにない早さで多くの情報を得られるようになり、それにともなって新聞記事に共感し結束して運動を起こすようになりました。コミューン関係者に新聞編集や印刷業にたずさわる人間が多くいたことも、これを物語っています。諷刺画はこのような印刷技術の革新時代を背景に花開き、ドーミエやピロテルなど社会諷刺に優れた画家が、思いきった誇張や物語を借りたパロディ、辛らつな似顔絵等で、政治家たちやパリ風俗をリトグラフ(石版画)に、いきいきと描き出しました。受け手にインパクトを与えるため彼らが採った手法は、新しい絵画表現を切り開くものでした。
神奈川大学図書館が所蔵する1500点余りにのぼるパリ・コミューン関係資料は世界的に見ても貴重なコレクションであり、保存状態も良好で出版当時の手彩色による色鮮やかなリトグラフの数々を楽しむことができます。本展では同館のご協力により、このコレクションから、諷刺画を中心とした約200点の作品をご紹介いたします。この機会に歴史的事件であるパリ・コミューンの軌跡をたどるだけでなく、諷刺画を通して19世紀当時の魅力あふれたパリの都市生活にふれていただけたら幸いです。
ホームページ
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
展覧会問合せ先
平塚市美術館Tel.0463-35-2111
会場住所
〒254-0073
神奈川県平塚市西八幡1-3-3
交通案内
JR東京駅から東海道線、または新宿駅から湘南新宿ライン(直通)で約1時間。 JR平塚駅から徒歩20分。 または平塚駅東改札口(北口)より神奈川中央交通バス 4番乗り場乗車「美術館入口」または「コンフォール平塚前」下車。 無料駐車場70台。
ホームページ
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/
神奈川県平塚市西八幡1-3-3
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