タイトル等
没後10年
原 壽美
移りゆく季節を描く
会場
南アルプス市立美術館
会期
2017-06-01~2017-07-25
休催日
6月5日(月)・12日(月)・19日(月)・26日(月)・7月3日(月)・10日(月)・18日(火)・24日(月)
開催時間
午前9時30分~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般 300円 大高生 250円 中小生 150円
主催者
南アルプス市立美術館
概要
この度南アルプス市立美術館では、郷土シリーズ<南アルプスと富士川流域の作家たち>の第1弾として、今年で没後10年の節目にあたる当市出身の画家・原壽美の作品を一堂に展示する、「没後10年 原壽美-移りゆく季節を描く-」を開催いたします。
原壽美は山梨県中巨摩群白根町(現南アルプス市)上今諏訪に生まれ、南画家の巨匠・大平華泉に師事され、日本南画院において無鑑定までのぼり、文部大臣賞をはじめ、中国大使賞、日中水墨大賞ほか数多くの賞を受賞しています。
また、中国や欧米で女流展を多数開催し、1990年代からは妹(声楽家)とともに日本をはじめ、ロシア、リトアニア、アメリカ等国内外で歌にあわせたステージにて屏風を描く空間芸術に意欲的に取り組まれ、水墨画を通した国際交流の先頭に立って活躍をされました。
そのほか国画水墨院理事長、NHK学園講師、山梨文化学園講師、壽会文化学園長等を務め、墨壽会を主宰され、指導者として、東京、甲府、兵庫、九州等の教室を行き来しながら後進の育成にも力を注がれました。
当館では、平成19年に69歳という若さで亡くなられた後、ご遺族のご厚意により25点の作品をご寄贈いただきました。
本展では、当館所蔵の作品と、新たにご遺族よりお借りした作品より厳選した40点余を展示し、「自然を最高の師」と仰いだ原壽美の、淡く柔らかな色調で描かれたふるさと山梨の風景をはじめ、移り行く四季折々の自然美を描いた作品の数々をお楽しみいただきます。
結びに本展開催に際し、貴重な作品をご出品くださいましたご遺族に、心より感謝申し上げます。
平成29年6月 南アルプス市立美術館 館長 向山 富士雄
会場住所
〒400-0306
山梨県南アルプス市小笠原1281
交通案内
マイカー
中央自動車道利用 / 中部横断自動車道 白根IC、南アルプスICより5分、県道42号線沿い

公共交通機関
JR中央線 甲府駅バスターミナル5番線より35分
西野経由 小笠原下仲町行き 「春仙美術館」下車
十五所経由 鰍沢行き 「戸田町」下車 徒歩10分
ホームページ
http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kurashi/manabu/bijutsukan/syunsen-museum
山梨県南アルプス市小笠原1281
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