アーティストは創作の過程において、目指す表現や技術を発揮できるよう素材を選んできました。また、デザインのプロセスにおいても素材の選択は重要な要素であり、素材の選択には耐久性、適応性、コストが問われ、素材と加工技術の組み合わせで新しい価値が生まれます。モノを創作することにおいて素材と向き合い対話することは不可欠なものです。
本展では、木や金属から新素材まで、素材とその変容をテーマとした4つのセクションを通して、素材の魅力と素材に触発されて生まれるアートとデザインを紹介します。アルミ、木材、ガラスなど素材の魅力を生かした建築である、この富山県美術館で、素材との対話を通じたアートとデザインとの出会いを創出します。
併設開催:国際北陸工芸サミットワールド工芸100選」展(主催:富山県)