タイトル等
祝う寿ぐ 吉祥の美
サントリー美術館コレクション
会場
サントリー美術館
会期
2002-12-17~2003-02-09
開催時間
午前10時~午後5時
(12月27日を除く金曜日は午後7時まで、入館は閉館30分前まで)
観覧料
一般800円、高校・大学生600円、小・中学生400円
(10名以上の団体は、各100円割引き)
主催者
サントリー美術館
概要
「一富士ニ鷹三茄子」は、縁起のよい夢として、誰もが知ることわざです。歳末年始には、門松や正月飾りが、清浄で厳粛な雰囲気を市中に漂わせます。「鶴は千年、亀は万年」といい、これも長寿をことほぐ典型的なイメージです。中国の伝説において不老不死の地とされた蓬莱山は、鶴亀や松竹梅とともに祝儀の飾りにふさわしいイメージとして絵画、工芸を問わず美術作品に好んであしらわれています。
また中国古来の空想の動物である鳳凰や龍や唐獅子などの霊獣は、吉祥文としてなじみの深いものです。さらに千秋万歳や謡曲「高砂」をはじめとして、能、狂言、歌舞伎など芸能全般には祝言性にあふれた吉祥のシンボルが豊かに引用されており、美術にも影響を与えてきました。
当館は開館以来、「生活の中の美」を日本美術の中に見出すことを基本理念に、収集を重ねてきました。絵画、蒔絵、陶磁、染織など、材質や分野を問わずこれらの収蔵品の中にさまざまな吉祥文を見出せることは、これらの文様が人々の暮らしに深く根づいていたことをはっきりと物語っています。今回の展覧会では、菊水文や宝尽くし、七福神など、昔の人々が富貴や長寿、子孫繁栄などの願いをこめたさまざまなおめでたいしるしを美術作品の中にさがしてみました。新春を迎えるにあたり、縁起の良い吉祥文の数々にふれることによって幸福を呼び寄せてはいかがでしょうか。ご期待ください。
ホームページ
http://www.suntory.co.jp/sma/
展覧会問合せ先
TEL:03-3479-8600
会場住所
〒107-8643
東京都港区赤坂9-7-4 六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階
交通案内
[東京ミッドタウンまでの交通案内]

地下鉄をご利用の場合

○都営地下鉄 大江戸線 六本木駅 出口8より直結

○東京メトロ 日比谷線 六本木駅より地下通路にて直結

○東京メトロ 千代田線 乃木坂駅 出口3より徒歩約3分

バスをご利用の場合

都営バス (渋谷発)
都01 「六本木駅前」下車 徒歩約2分

ちぃバス (赤坂ルート/田町ルート)
「六本木七丁目」、「檜町公園」下車 徒歩約1分
ホームページ
http://suntory.jp/SMA/
会場問合せ先
Tel 03-3479-8600
東京都港区赤坂9-7-4 六本木・東京ミッドタウン ガレリア3階
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索