タイトル等
山口蓬春記念館 平成29年度 春季企画展
蓬春モダニズムとその展開
ー創造と変革ー
会場
山口蓬春記念館
会期
2017-03-25~2017-06-04
前期:3月25日[土]~4月30日[日]
後期:5月2日[火]~6月4日[日]
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前10時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
[税込み]一般600円(高校生以下は無料)
団体割引/100円割引(20名以上の団体で1週間前までに予約した場合)
障がい者割引/100円割引(同伴者1名を含む)
連携館割引/100円割引※連携館:葉山しおさい公園・博物館(大人券のみ)、神奈川県立近代美術館 葉山(企画展の一般券・学生券のみ)
※当館を何度でもご覧いただけるお得な年間入館券1,800円(発行月から翌年の同月末日まで有効)を発売しております。
主催者
山口蓬春記念館・公益財団法人JR東海生涯学習財団
協賛・協力等
後援:神奈川県教育委員会、葉山町教育委員会
概要
山口蓬春(1893-1971)は、東京美術学校日本画科を卒業後、伝統的な技法を基盤としつつ古今東西の芸術を吸収し、新しい日本画の創造に邁進していきます。
戦後の昭和22年(1947)、明るい陽光があふれる葉山の地に転居した蓬春の作風は、東洋画の素養を基に西欧美術のエスプリを多分に取り入れながら、明るく近代的な画風が顕著となります。それは「蓬春モダニズム」と称され、戦前から蓬春が取り組んできた新日本画創造の一つの成果と評されます。
昭和28年(1953)には親友・吉田五十八(1894-1974)設計で蓬春の人柄を表したような明るくモダンな画室も完成し、蓬春モダニズムが一つの到達点に達した充実した時代であったのです。
本展では「蓬春モダニズム」とされる作品群のうち、マティスをはじめフランス近代絵画の理知的な造形感覚が日本画の画材により結実し、精神性をも色濃く表した傑作《榻上の花》(昭和24年[1949])を展示いたします。
さらに「蓬春モダニズム」に続く昭和30年以降、対象に内在する美を追求した《まり藻と花》(昭和30年[1955])、花鳥画の伝統から脱却し近代的な感性と知性により生み出された《霜》(昭和35年[1960])、《飛鴨図》(昭和35年[1960]) など「清澄な美」に至る過程を辿ります。
本展では蓬春芸術の創造とたゆみなき変革をご覧いただきます。なお《霜》、《飛鴨図》は当館初公開となります。
イベント情報
児童・生徒のための美術に親しむ教室
【内容】日本画で使用する岩絵具や膠(にかわ)を使って絵を描きます。
【日時】平成29年5月6日(土) 13:00~16:00
【場所】山口蓬春記念館 別館
【講師】高橋朋子(東京都立総合芸術高等学校美術科講師)
【対象】小学校5年生~中学生3年生
【参加費】無料
【定員】20名(応募者多数の場合は抽選)
【締切日】平成29年4月20日(木)
【申込方法】はがき又はFAXに住所、氏名(ふりがな)、性別、年齢(学校名および学年)、電話・FAX番号を明記の上、お申し込みください

「国際博物館の日」来館者プレゼント
【日時】平成29年5月18日(木)
【内容】「国際博物館の日」を記念して、当日来館された方にオリジナルグッズを差し上げます。

展示解説
【内容】展示の見どころを学芸員が解説します。
【日時】会期中の毎週日曜日 14:00~(約20分)
※都合により開催できない場合もありますのでご了承ください。
【定員】先着10名
【集合】開始時間までに受付をお済ませの上、受付前にご集合ください。
展示替え情報
※会期中、一部展示替えを実施します。
ホームページ
http://www.hoshun.jp/exhibitions/
会場住所
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
交通案内
■電車でお越しのお客様
JR逗子駅 (横須賀線・湘南新宿ライン) → 京浜急行バス 3番乗場

新逗子駅 (京浜急行線) → 南口 2番乗場

海岸回り葉山行 (逗12)、「海岸回り福祉文化会館行 (逗11)」にて約18分
「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車 徒歩2分
※ただし、土・日・祝日等は大変混みあう可能性がありますのでご注意ください。

【ルート案内】バス降車後、逗子に戻りながら信号機付横断歩道を通り過ぎ、山口蓬春記念館の電柱広告を右折し小道を上り、看板に沿って徒歩2分で正門に到着します。

■車でお越しのお客様
逗子ICから逗葉新道、県道207号線経由で約7km
ホームページ
https://www.hoshun.jp/
神奈川県三浦郡葉山町一色2320
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