タイトル等
特別企画展
生命の彩(いろどり)ー花と生きものの美術ー
会場
大和文華館
会期
2018-02-23~2018-04-08
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前10時~午後5時
入館は午後4時まで
観覧料
一般620円 高校・大学生410円 小学・中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引
概要
東洋では古くから、花鳥画を始めとして、花と動物を表す作品が描かれてきました。それらは目を楽しませることはもちろん、日々の安寧への祈り、こうありたいと願う理想像など、人々の様々な想いを託して生み出されました。本展観では、中国、日本、朝鮮における花と動物の美術作品を一堂に展示します。
特集陳列として、2017年春に修理を終え、修理後初公開となる重要文化財・伝毛益(もうえき)筆「蜀葵遊猫(しょっきゆうびょう)図・萱草遊狗(かんぞうゆうく)図」を中心に、東アジアにおける猫と犬の美術をご紹介します。中国・南宋時代に描かれた「蜀葵遊猫図・萱草遊狗図」は、遅くとも江戸初期には日本に伝来し、狩野派を始めとする画家達がそのモチーフを積極的に学びました。同様のモチーフの伝播は、朝鮮絵画にもうかがえます。本作が東アジアの動物画の祖型として、重要な位置付けにあることを、実作品を通して見ていきます。
更には、近年再発見され、約80年ぶりの公開となる明時代の宣宗(せんそう)皇帝筆「麝香猫(じゃこうねこ)図」(個人蔵)なども展示し、東アジアの動物画の多彩な世界に迫ります。文華苑に咲きほこる花々とともに、彩り豊かな生命の美をどうぞお楽しみください
イベント情報
列品解説 毎週土曜日午後2時から(当館学芸部による)
特別講演 3月11日(日) 午後2時 講堂
「絵画の修理―重要文化財『蜀葵遊猫図・萱草遊狗図』を中心に―」
岡墨光堂代表取締役 岡岩太郎(泰央)氏

日曜日術講座 4月1日(日)午後2時 講堂
「視線の先には何がある?―東アジアの猫図と犬図を読み解く―」
当館学芸員 都甲さやか

講座 美術の窓 3月25日(日) 午後2時 講堂
「浮世絵の花鳥動物」
当館館長 浅野秀剛
会場住所
〒631-0034
奈良県奈良市学園南1-11-6
交通案内
近鉄奈良線 学園前駅下車、南出口より徒歩7分、無料駐車場あり
ホームページ
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
奈良県奈良市学園南1-11-6
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