タイトル等
国宝「松浦屏風」と桃山・江戸の絵画
ー都市のにぎわいと成熟ー
会場
大和文華館
会期
2017-04-14~2017-05-14
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前10時~午後5時
入館は午後4時まで
観覧料
一般 620円 高校・大学生 410円 小学・中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
※「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名2割引
概要
大きな戦乱を経て、泰平の世へと歩みを進めた桃山・江戸時代には、都市が発達し街道が整備され、人や物資、情報の往来が活発となり、庶民の力も躍動します。現世を肯定的に捉え、暮らしや遊びが積極的に楽しまれました。遊里や芝居小屋などにおける華やかな遊楽に目を向けた風俗画が隆盛し、都市のにぎわいを活き活きと伝えてくれます。庶民が力を付けたこの時代には、古くからの憧れである王朝文化や中国文化も広い階層で楽しまれるようになります。伝統的な画派とともに新興のカ画派も活動し、古典を学びつつ新しい絵画表現を工夫して多様な関心に応えました。西洋からの文化も大きな刺激となりました。桃山から江戸時代初期には南蛮貿易によって、江戸時代中期以降は洋書輸入の制限緩和によって、西洋の知識や文物がもたらされ、西洋の影響を受けた作品が描かれるようになります。
本展観では、国宝「松浦屏風」をはじめとする風俗画や、伝統ある土佐派や狩野派の作品、王朝文化を豊かに再興した琳派の作品、西洋文化の刺激を受けた洋風画などを展示いたします。好奇心旺盛で活気に満ちた桃山・江戸時代の文化の粋をお楽しみください。
イベント情報
特別講演 5月7日(日) 午後2時・講堂
「西洋に学び、西洋と遊ぶー近世の異国趣味美術ー
早稲田大学教授 成澤勝嗣氏

日曜美術講座 4月23日(日) 午後2時・講堂
「近藤家旧蔵の三十六歌仙色紙貼屏風をめぐって」
当館学芸員 宮崎もも

文華苑講座 5月14日(日) 午後2時・講堂
「桜の種類および歴史と文化」
島根大学名誉教授 細木高志氏
会場住所
〒631-0034
奈良県奈良市学園南1-11-6
交通案内
近鉄奈良線 学園前駅下車、南出口より徒歩7分、無料駐車場あり
ホームページ
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
奈良県奈良市学園南1-11-6
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