MAYA MAXX (マヤマックス) は、27歳から独学で絵を描き始め、ギャラリー、美術館での展示だけでなく、難病の子供達と絵を描くプロジェクトを立ち上げるなど、美術の枠を越え、幅広く活動しています。その活動は多くの人々に周知され、絵画の領域だけに留まらず、多方面で高い評価を得ています。
今回第8回目となる展覧会のテーマは「黒から玄へ」です。前回の展覧会から約2年の間、MAYA MAXXは作品を描くことができませんでした。
思うように描けない日々の中で、MAYA MAXXの作品は、絵の具が何層にも重なり、何枚描いても最終的には、真っ黒な画面になってしまいます。しかし「黒」とは根源的な色であり、一番色彩豊かな色ともいえます。そして「玄」は「宇宙の色」「万物の根源」という意味を持ち、それは2年間、自身と向き合ってきた MAYA MAXX が辿りついた一つの答えなのです。
本展覧会では、六曲一双の屏風作品や100号の連作など、新作約50点を展覧いたします。会期中には関連イベントとして、観客との対話型ライブペインティングやギャラリートーク、サイン会を行います。この機会に是非ご高覧ください。