タイトル等
常設企画展 Position 2017
河村るみ
介(かい)-生と死のあいだ
会場
名古屋市美術館
常設展示室3
会期
2017-01-14~2017-02-26
休催日
月曜日
開催時間
午前9時30分~午後5時
金曜日は午後8時まで開館
(いずれも入場は閉館の30分前まで)
観覧料
(常設展と共通)
一般:300(250)円 高大生:200(150)円 中学生以下無料
*( )内は30名以上の団体料金
*特別展「永青文庫 日本画の名品」の観覧券の半券でもご覧いただけます。
概要
河村るみ(1980~ )は、「私とはなにか」ということを出発点に自分自身が生きていることについての思索をパフォーマンスやインスタレーションに表してきました。これまで「寝る」「起きる」「走る」という行為をひたすら規則的に繰り返すパフォーマンスや、「立つ」「座る」「寝る」「消える」という自身がパフォーマンスした行為を映像に積み重ねたインスタレーションの作品を発表しています。今回は、一昨年母の介護を経て看取った経験から感じた、表裏一体にある生きることと死ぬことについて、パフォーマンスと映像を使ったインスタレーションで表現します。「手のひらの上に置いた氷がとけてゆくのを見つめる」というパフォーマンスを会場内で毎日午後4時に行い、その映像は日々積み重ねられていきます。がんに侵され、食べることのみならず、水を飲むことすらも困難になっていた寝たきり状態の母親に、氷を口に含ませ、溶けた水で水分摂取を行っていた時に、氷の冷たさが母親に生きていることを実感させているようだと気付き、その経験がもとになっています。看取る-見ている-ことが主題の作品です。
イベント情報
[パフォーマンス]
「手のひらの上に置いた氷がとけてゆくのを見つめる」
河村るみがパフォーマンスを行い、その行為は作品に反映されていきます。
【日時】:毎日午後4時~(20分ほど)
【会場】:名古屋市美術館常設展示室3
*観覧券が必要になります。
*都合により休止することがあります。

[アーティストトーク]
「眼差しを見つめて」
出品作家の河村るみが展覧会について話します。
【日時】:2017年2月5日(日)午後2時~
【会場】:名古屋市美術館常設展示室3
*観覧券が必要になります。

[記念対談]
「看取りについて」
日本看取り士会代表の柴田久美子さんと河村るみが今回の展覧会の主題となっている看取りや、死生観について対談します。
【日時】:2017年2月25日(土)午後2時~
【会場】:名古屋市美術館2F講堂
入場無料、定員180名(先着順)
会場住所
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
交通案内
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」下車、5番出口から南へ徒歩8分
地下鉄鶴舞線「大須観音」下車、2番出口から北へ徒歩7分
地下鉄名城線「矢場町」下車、4番出口から西へ徒歩10分
ホームページ
http://www.art-museum.city.nagoya.jp
愛知県名古屋市中区栄2-17-25 [芸術と科学の杜・白川公園内]
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