タイトル等
身近に楽しむ木版画
-川上澄生・頒布会とその時代-
会場
鹿沼市立川上澄生美術館
2階展示室
会期
2016-12-03~2017-04-02
前期展 2016.12.3(土)-2017.1.29(日)
後期展 2017.2.4(土)-4.2(日)
休催日
月曜日(ただし1月9日、3月20日は開館)、12月28日[水]~1月4日[水]、1月10日[火]、1月31日[火]~2月3日[金]、3月21日[火]
開催時間
午前9時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般300円(200円)、高校・大学生200円(100円)、小・中学生100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金、東武沿線美術館連携事業割引料金、M割料金
※毎週土曜日は小・中学生無料
※冬休み、春休み期間中は鹿沼市内の小・中学生無料
※毎月第3日曜日は鹿沼市内の中学生以下の子どもと同伴のご家族は無料
※障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
※2月12日[日]は第16回鹿沼ジュニア版画大賞表彰式のため、3月11日[土]は第23回鹿沼市立川上澄生美術館木版画大賞授賞式のため入館無料
概要
戦前から戦後にかけて、版画家たちは展覧会や版画誌をおもな作品発表の場としていましたが、そのほか版画の頒布会(はんぷかい)を行うことで、コレクターや愛好家の要望に応えました。版画の頒布会の会員になると、原則として月1枚ずつ作品が手元に届き、限定部数の作品を一揃いで入手することができるので、愛好会にとって、作家の作品を身近に楽しむことができる貴重な機会となりました。版画家にとっても、頒布会は自分の得意とする画題によって、その作品を広く知ってもらう契機となり、コレクターや愛好家との距離を縮める点でも重要な意味を持っていました。
版画家・川上澄生(1895ー1972)も、戦前から戦後にかけてグループや単独での頒布会に参加しました。戦後になると、川上澄生の栃木県立宇都宮中学校(現・宇都宮高等学校)時代の教え子が中心となり、版画頒布会が組織されました。そのため、栃木県内で川上澄生の頒布会作品を所蔵している方は多く、愛好家を中心に親しまれてきました。その中で頒布された作品は、川上澄生作品としてよく知られたものが多く含まれています。
本展では、戦後の代表的な川上澄生の版画頒布会とその作品を紹介することで、川上澄生作品を身近に楽しんでいただく機会とします。第1部では、戦後の宇都宮で頒布された作品を、第2部では戦後の東京、北海道で頒布された作品を紹介し、頒布会によって全国的に広がりを見せた川上澄生作品を紹介します。この機会にぜひご覧ください。
イベント情報
■館長と楽しむ作品鑑賞会
日時:12月3日[土]、2月4日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室 ※企画展チケットが必要です
■ギャラリー・トーク(学芸員による作品解説)
日時:1月7日[土]、3月25日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室 ※企画展チケットが必要です
展示替え情報
※前期・後期で一部展示替えをします。
ホームページ
http://kawakamisumio-bijutsukan.jp/index.php?id=114
会場住所
〒322-0031
栃木県鹿沼市睦町287-14
交通案内
●JR日光線 鹿沼駅から 徒歩20分
●東武日光線 新鹿沼駅から 徒歩30分
●東北自動車道 鹿沼I.C.から 約6km
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
栃木県鹿沼市睦町287-14
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