タイトル等
コレクション展2:
光、この場所で
特集展示 坂倉新平
会場
神奈川県立近代美術館 葉山
会期
2016-10-22~2017-01-15
休催日
月曜日(ただし1月9日は開館) 、12月29日(木)-2017年1月3日(火)
開催時間
午前9時30分~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般250(150)円、20歳未満と学生150(100)円、65歳以上と高校生100円
*( )内は20名以上の団体料金です。
*中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。その他の割引につきましてはお問い合わせください。
*ファミリー・コミュニケーションの日: 毎月第1日曜日(今回は11月6日、12月4日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は、 割引料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。
*無料開館日:11月3日(木・祝)「文化の日」は、神奈川県立近代美術館で開催中の展覧会を無料でご観覧いただけます。
概要
第二次世界大戦からの復興期、人々のくらしがまだ安定したとはいえない1951年11月。文化・芸術の力をもって人間相互の理解を深め、歴史的美術を現代の目で見つめなおすことを方針にして、神奈川県立近代美術館は鎌倉の地に開館しました。当時を知る人は、戦後の混乱と再生の時代にあって、美術館の開館はひとつの光のように感じられたといいます。その光は、多くのアーティスト、コレクター、愛好家、観覧者に支えられ、「鎌倉館」からこの「葉山館」にも受け継がれています。
特集展示の坂倉新平もその一人ですが、当館の現代美術コレクションは、アーティストやコレクターとの長年にわたるつながりから作品の収蔵に至ったものが大半を占めています。今回の展示では、その「縁」と「陽光礼讃 谷川晃一・宮迫千鶴展」、「特集展示 板倉新平」に呼応する「光」に思いを致しながら、1960年代以降の作品を中心に構成します。

コレクション展2の特集展示として、坂倉新平(1934-2004)をとりあげます。
坂倉新平は岐阜県に生まれ、東京の文化学院美術科に学んだ後、1963年から1980年までフランスで制作活動を行います。1981年から亡くなるまでは、神奈川県の二宮町に暮らしました。
坂倉新平と当館は、不思議な「縁」で結ばれています。美術の道を志して1951年に東京に出てきた17歳の新平は、19歳のとき、同姓の(親戚ではありませんが)建築家・坂倉準三に出会います。坂倉準三は、造形的な面だけではなく「建築家として現代美術を客観的に世界美術史の高さから見て教えて」くれたといいますが、さらに、若いうちに美しいものを見て、旅行でもなんでも思い立ったらどんどんやれと語ったそうです。この教えに従って、新平は後年数多くの旅行をすることになりました。
1951年、坂倉準三は師のル・コルビュジエに先んじて美術館建築を実現させます。それが「鎌倉近代美術館」の愛称で呼ばれた当館の鎌倉館(2016年3月閉館)です。
イベント情報
学芸員によるギャラリートーク
11月6日(日)、12月10日(土)各日午後2時-2時30分
*申込不要、参加無料(ただし本展または「陽光礼讃展」の当日観覧券が必要です)
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2016/collection2/index.html
会場住所
〒240-0111
神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
交通案内
■ 電車・バス
JR横須賀線でお越しの場合
JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)から 京浜急行バス「逗11、12系統(海岸回り)」(所要時間約18分)に乗車し、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車。

京浜急行でお越しの場合
京浜急行「新逗子」駅前(南口2番のりば)から 京浜急行バス「逗11、12系統(海岸回り)」(所要時間約18分)に乗車し、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車。

■ 車
横浜横須賀道路でお越しの場合
・逗子インターチェンジから 逗葉新道経由で7.6km
・横須賀インターチェンジから 県道27号横須賀葉山線経由で7.2km
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/
神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
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