タイトル等
豊橋市制施行110周年・美術博物館リニューアル記念展
NIHON画
-新たな地平を求めて-
会場
豊橋市美術博物館
会期
2016-10-29~2016-12-11
休催日
月曜日
開催時間
午前9時~午後5時
(※初日は正午開場)
観覧料
一般・大学生 800(600)円
小・中・高生 400(300)円
※( )内前売りまたは20人以上の団体料金。前売り券は豊橋市美術博物館、豊橋市二川宿本陣資料館、豊橋市役所じょうほうひろば、チケットぴあ、サークルKサンクス、セブンイレブンで販売いたします。(Pコード:767-814)
※「豊橋市敬老バッジ・シルバー優待カード」「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」のいずれかをお持ちの方は入場料が無料となります。
※「ほの国こどもパスポート」で東三河地域在住または在学の小・中学生は無料で観覧できます。
主催者
豊橋市美術博物館、中日新聞社
概要
戦後まもなく、それまでの「日本画」の在り方に危機感を募らせた日本画家たちがさまざまな試みを展開しました。既存の美術団体では若い世代が台頭するとともに、「世界性に立脚する日本絵画の創造を期す」として産声をあげた創造美術協会(現:創画会)が注目を集め、その一方で京都のパンリアル美術などが先鋭的な「日本画」表現の探究を行います。後者では膠と岩絵の具をひとつの表現素材と位置づけて「日本画」あるいは絵画すら超越するかのような革新的試みを行いました。
本展では戦後日本画史を語る上で欠くことのできない福田平八郎、徳岡神泉、東山魁夷、高山辰雄、杉山寧、片山球子、加山又造、平山郁夫、堂本印象、横山操といった画家たちが日本画壇に新風を吹き込むべくさまざまな表現に挑んだ1950~60年代を起点に、パンリアル美術協会などの前衛グループや独自に活動を展開した画家たちの実験作、伝統素材を用いてさらなる表現の探究を行い「日本画」を超える新たな可能性を示した現代作家たちを取り上げます。また、中村正義をはじめとする郷土画家の動向、新たな世代の作家を顕彰するべく1999年より開催してきた「トリエンナーレ豊橋~星野眞吾賞展」より三瀬夏之介ら歴代大賞受賞作家などをあらためてご紹介いたします。
戦後70年を経過し、革新者たちが挑んだ日本画の因習や伝統はすでに遠く、あらゆるジャンルや表現が混交し、「日本画」という呼称すら確たる拠り所を持たない現在、それでも「日本画」に新たな地平を切り拓いていくことは可能であるか、あらためて検証する機会となれば幸いです。
イベント情報
記念講演会
◎「生命体としての日本絵画」
吉田俊英(美術史家・前豊田市美術館館長)
日時●11月3日(木・祝)午後2時~
会場●豊橋市美術博物館1階講義室

ワークショップ
◎「あそぶ〈日本画〉~からだから風景を探そう!」
漆原夏樹(日本画家・第6回トリエンナーレ豊橋大賞受賞作家)
日時●11月12日(土)午後1時30分~
会場●豊橋市美術博物館1階講義室
対象●小学生24名
参加料●500円
申込●10月4日(火)午前9時より電話受付(0532-51-2882)
からだのなかに風景がある!?手や腕を使って「山水画」(風景画)にチャレンジ! 日本画の画材や技法にも親しみます。

アーティスト・トーク
◎「近代日本画は埋葬されたのか?」
久松知子(本展出品画家)
日時●10月29日(土)午後2時~
会場●豊橋市美術博物館1階展示室(※観覧料が必要です)

ギャラリートーク(担当学芸員)
日時●11月5日(土)、20日(日)、23日(水・祝)、26日(土)午後2時~
会場●豊橋市美術博物館1階展示室(※観覧料が必要です)
ホームページ
http://www.toyohashi-bihaku.jp/?page_id=7320
会場住所
〒440-0801
愛知県豊橋市今橋町3-1
交通案内
[公共交通機関]

JR・名鉄:「豊橋駅」下車
豊鉄渥美線:「新豊橋駅」下車

豊橋駅東口より豊鉄市内線(市電)乗車

「豊橋公園前」下車 徒歩3分
ホームページ
http://www.toyohashi-bihaku.jp/
愛知県豊橋市今橋町3-1
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