タイトル等
鈴木其一
江戸琳派の旗手
会場
姫路市立美術館
企画展示室
会期
2016-11-12~2016-12-25
休催日
月曜日
開催時間
午前10時~午後5時
(入場は午後4時30分まで)
観覧料
一般/1,200(900)円
大学・高校生/600(400)円
中・小学生/200(100)円
※( )内は20人以上の団体・前売料金
※インターネット割引:通常の観覧料から100円引き(11月12日より割引券をホームページに掲載)
主催者
姫路市立美術館、読売新聞社
協賛・協力等
[協賛]光村印刷
概要
19世紀前期の江戸において、江戸琳派の優美な画風を基盤にしながら、斬新で独創的な作品を描いた画家として近年大きな注目を集めている鈴木其一(1796~1858)。その其一画の全容を捉え、豊穣な魅力を伝える初の大回顧展を開催いたします。
江戸初期の京都で俵屋宗達(17世紀前期に活躍)が創始した琳派は、尾形光琳(1658~1716)を経て、江戸時代絵画の中でも最も華麗な装飾様式として確立されました。その約100年後に、江戸の地で琳派の再興を図ったのが酒井抱一(1761~1828)です。彼は京都の琳派様式からさらに写実的で洗練されたて草花図を描くようになり、後に江戸琳派と呼ばれる独自の様式を確立しました。
その抱一の最も秀でた弟子が其一です。其一は1813(文化10)年、抱一に入門。4年後に兄弟子で酒井家家臣の鈴木蠣潭(れいたん)の急死を受け、鈴木家の家督を継ぎました。多くの抱一門弟の中でも特に優れた画才を発揮、早くから師抱一の厚い信頼を得ていました。抱一が没して以降は、一門の中でも圧倒的な存在感を示し、多くの弟子を育成して江戸琳派の存続に大きく貢献しました。
本展では江戸琳派画風を習得する弟子時代、転換を試みる「噲々(かいかい)」時代、息子守一に家督を譲り、「菁々(せいせい)」と称した晩年と、其一の生涯と画風の変遷を丁寧に辿ります。日本国内の代表的な作品はもとより、アメリカのファインバーグ・コレクションからも《群鶴図屏風》をはじめとする代表的な作品が出品されます。
イベント情報
解説会
11月19日(土)「河合寸翁像を中心に」
解説:当館学芸員/会場:美術館2階講堂
午後2時から(開場は午後1時30分)/先着順 定員100人
入場無料

子どもギャラリーツアー
11月26日(土)
小学校1~3年生対象 午前10時30分から
小学校4~6年生対象 午後2時から
学芸員とともに、楽しく展覧会場をめぐります。
会場:企画展示室
※各回先着20人。企画展の観覧券が必要。開始30分前から展示室前にて整理券配布

講演会
12月4日(日)「米国における琳派コレクション」
ジョン・T・カーペンター氏
(日本美術キュレーター/ニューヨーク、メトロポリタン美術館)
会場:美術館2階講堂/午後2時から(開場は午後1時30分)
先着順 定員100人 入場無料

12月11日(日)「鈴木其一と江戸琳派の魅力」
岡野智子氏(細見美術館上席研究員)/会場:美術館2階講堂
午後2時から(開場は午後1時30分)/先着順 定員100人
入場無料
展示替え情報
会期中作品の展示替えを行います。詳細は後日当館ホームページ等で発表される展示替えリストをごらんください。
[前期]11月12日(土)~12月4日(日) [後期]12月6日(火)~12月25日(日)
会場住所
〒670-0012
兵庫県姫路市本町68-25
交通案内
JR・山陽電車 姫路駅より、神姫バス ⑦または⑧乗り場から [3] [4] [5] [61] [62] [64] [81] [82] [84] [86] 乗車約8分、「姫山公園南・医療センター・美術館前」下車すぐ。
姫路駅より 徒歩約20分 (姫路城東隣)。
※美術館には駐車場がありませんので近隣の駐車場(有料)をご利用ください。
※上記路線バスのほか、姫路城ループバスも停車します (停留所は「美術館前」)
ホームページ
https://www.city.himeji.lg.jp/art/
兵庫県姫路市本町68-25
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