タイトル等
花森安治の仕事-デザインする手、編集長の眼
会場
世田谷美術館
会期
2017-02-11~2017-04-09
休催日
毎週月曜日 ※ただし3月20日(月・祝)は開館、翌21日(火)は休館。
開催時間
午前10時~午後6時
(入場は午後5時30分まで)
観覧料
一般:1000(800)円、65歳以上:800(600)円、大高生:800(600)円、中小生:500(300)円
※( )内は、20名以上の団体割引料金
※障害者の方は500(300)円。ただし小・中・高・大学生の障害者は無料、介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。
※リピーター割引:会期中、本展有料チケットの半券をご提示いただくと、2回目以降は団体料金にてご覧いただけます。
主催者
世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
特別協力:暮らしの手帖社
協賛:ライオン、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜、日本テレビ放送網
概要
花森安治(1911-1978)は、終戦まもない1946年3月に、大橋鎭子を社長とする衣裳研究所を銀座に設立、新進の服飾評論家としてデビューしました。〈直線裁ち〉という誰もが簡単に作れる洋服を提案した『スタイル・ブック』は評判を呼びますが、かねてより計画していた生活家庭雑誌『美しい暮しの手帖』(のちの『暮しの手帖』)を1948年9月に創刊し、その後社名も暮しの手帖社へと変更します。〈衣・食・住〉を基本にすえ、もののない時代には〈工夫とアイデア〉による豊かな暮しを提案、電化製品が普及した高度成長期には〈日用品の商品テスト〉を実施、そして、食品添加物や公害問題が叫ばれた70年代には〈社会の矛盾を鋭くえぐる批評〉を誌面で展開し、ペンで権力に挑みました。30年間にわたり一切広告を入れず発行100万部に迫るまでに成長させた雑誌『暮しの手帖』を率いて、その表紙画から、カット、レイアウト、新聞広告、中吊り広告までと、取材や執筆はもとより、制作から宣伝まで、すべてを手がけたのが編集長・花森安治だったのです。本展では、花森の作品そのものともいえる『暮しの手帖』が庶民に向けて発したメッセージに、改めて耳を傾けます。戦時中の大政翼賛会での仕事にも着目しつつ、花森が全身全霊をかけて打ち込んだ出版活動を、ひとつの雑誌を超えた「運動」として捉え、多彩な仕事のなかからその思想を探っていきます。
イベント情報
★講演会
「父・花森安治のこと」
父と過ごした日々を娘の視点からお話しいただきます。
日時 3月11日(土)14時~15時30分※開場は13時30分
話し手 土井藍生(どい・あおい、花森安治の長女)
聞き手 矢野進(本展担当・当館学芸員)
会場 当館講堂
定員 先着140名
※当日、13時からエントランス・ホールで整理券を配布します。
※手話通訳付
聴講料 無料

★講演会
「花森安治の『暮しの手帖』」
編集長・花森のもとで働いた18年間について、エピソードをまじえてお話しいただきます。
日時 3月18日(土)14時~15時30分※開場は13時30分
話し手 小榑雅章(こぐれ・まさあき、『暮しの手帖』元編集部員)
会場 当館講堂
定員 先着140名
※当日、13時からエントランス・ホールで整理券を配布します。
※手話通訳付
聴講料 無料

★100円ワークショップ
どなたでも、その場で気軽に参加できる工作など
日時 会期中の毎土曜日13時~15時
会場 当館地下創作室
参加方法 時間中随時受付
参加費 1回100円
ホームページ
http://setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/next.html
展覧会問合せ先
03‐5777‐8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒157-0075
東京都世田谷区砧公園1-2
交通案内
● 東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分、または美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
● 小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
● 小田急線「千歳船橋」駅から田園調布駅行バス「美術館入口」下車徒歩5分
● 美術館専用駐車場(60台、無料):東名高速道路高架下、厚木方面側道400m先。美術館まで徒歩5分
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東京都世田谷区砧公園1-2
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